「CultureShock」カテゴリーアーカイブ

キルギスのカルチャーショック

キルギスのカルチャーショック 第3部10 

キルギスのカルチャーショック 第3部10  2019年11月配信

2019年9月~10月作成

今年の降雪は遅いです。雪はだいたい二分の一の確率で10月に降ります。2年連続して降ったり降らなかったりしますが20年間の記録で平均すると確率二分の一です。雪が降らないということは集中暖房が入らないので電気ヒーターなどで温まりましょう。追記)昨日(11/1)暖房が入りました。雪が降らないのに早い。とはいえもうすぐ初雪の予報が出ていますね。

1.前大統領が逮捕

8月上旬アタンバエフ前大統領自宅に治安部隊が侵入、前大統領が逮捕されるという事件がありました。どういう容疑か知りませんが通常選挙で交代した後の事態なので驚きました。これでキルギスでは初代、2代目大統領がクーデターで国外追放、3代目の臨時大統領は何もなかったですが4代目アタンバエフ前大統領は逮捕という異常事態が続いています。ソ連崩壊後、ソ連共産党第一書記が大統領に横滑りしなかった唯一の国がキルギスでしょう。当時のキルギス第一書記は高齢であったため大統領に立候補できなかったそうですがそれで急遽大統領候補選出となり当時科学アカデミー総裁で有力部族出身だったアカーエフ氏を初代大統領にしたわけです。

キルギスは部族社会、大統領が変われば大臣、省庁の局長、大学の学長などすべて大統領出身地の部族に変わります。ニュースでは分かりませんが今までの経過は同じです。19世紀帝政ロシアと同盟する前は部族抗争が絶えなかったと言いますから今も部族抗争が続いて入ると言えます。

 

2.オシュバザールでスリに遭いました

もう15年以上前ですが今もいろいろ被害報告があるオシュバザールでスリに遭ったことがあります。未遂でしたがバザールの売り手が日本人がいると大きな声で周りに伝えたことでした。それをスリが聞いたのでしょう。私が歩きだすと一人が行く先を邪魔して立ち止まるスキに金銭を盗ろうとしたのです。前が邪魔だなと思いながらふと後ろに人の気配を感じたので振り向くと男が立ってまずいなと言う顔をしていました。

もう一つはトロリーバスの中で実際はスリだったかどうかわからないですが。私の周りに4人ほどの男性が後ろ向きで立ちました。そして段々範囲を縮めてくる・・ような気がしたので体を反転させ囲みからすり抜けました。あ!変だと思ったらすぐ動いた方がいいです。

 

3.カルティーナとリスーナク、スタンツィアとバグザール

ロシア語のカルティーナとリスーナクは日本語に訳すとどちらも「絵」です。ある時郵便局で「カルティーナ」を送りたいと言ったら税金がかかると言われました。生徒が書いた絵ですがカルティーナという言葉しか知らなかったのでそう説明したら係員からそれはリスーナクだと言われました。カルティーナは額縁に入っているような絵画でリスーナクを訳せば「図画」でしょうか。一方キルギス語で「絵」は「スロット」ですが写真も同じ言葉なのでこれはこれで困ります。

これもロシア語ですがスタンツィアとバグザール。スタンツィアは駅、バグザールはバスなどのターミナルと覚えていたら少々違いました。スタンツィアは駅でも小さい停車駅、ビシケクなどの大きい駅はバグザールと言うようです。タクシーでスタンツィアまでと言ったらどこだ、と言ってなかなか通じません。辞書の訳だけでは通じないのがよくわかりました。

 

4.ロシア語でстоは数字の100か

道沿いの看板に「сто」と書いてあるのをジベックジョル通りなどでよく見ます。「сто」はロシア語で「100」ですがどうして看板にと思いますね。実は100ではなく「自動車修理所」のロシア語頭文字をとったものです。一緒に「ттс」と書いてあったりします。これも修理所の頭文字でしょうが詳しくは知りません。

 

5.中国製バッグの注意点

キルギスで売っている製品は中国製が大半で検査落ちや品質が悪く在庫品となったものなどが大量に持ち込まれます。よほど注意して買わないとひどい物を手にすることになります、とはいえチェックにも限度があります。私のバッグはまずチャックの可動部が壊れ、次にベルトのつなぎ糸がほぐれ、チャックの糸が取れていき買った値段以上に修理代がかかりました。シャツや靴下は糸のほつれ、色落ちはいつものことです。中央アジアは安ければ買うと中国から低く見られている訳でこれが修正されるのはいつのことでしょう。

 

6.不味い物 ハンバーグ・ケンタッキー・寿司

私の味の好みで仕方ないでしょうか。ハンバーガーは肉がパサパサだし、ケンタッキー・フライド・チキンは辛いだけで素材の味がない、ひどいものです。キルギス国民は肉をたくさん食べるのにあのハンバーガーやケンタッキー・フライド・チキンでいいんですかね。その内舌が肥えてくれば売れなくなるでしょう。持ち帰り寿司は酢が効いてなくて米の味がない。寿司はミツカンの業務用の酢を使って硬く握ったり巻いたりするのでだめ、職人に握り方を教えてあげたい。モスクワで食べたこれら3種類は同じ味でした。レシピはチェーン店の方針なんです。

 

7.丁髷(ちょんまげ)が流行っている?

ちょんまげと言っても頭の後ろで短く縛って丸めてある形です。女の子ではなく男子生徒がしているのを何人か見ました。ロシア人風の生徒でしたがどこかの民族の習慣かも。

 

8.流しの職人

ここで言う「流し」は洗面台ではなく集団に属さず個人で家の建設修理などをする職人です。日本の個人大工は道具などちゃんと持っていますがキルギスの職人は何も持たず材料を始め依頼主が用意します。オシュバザール近くの大通りなどにいて仕事の依頼を待っている。こういう人はだんだんいなくなるでしょう。

 

9.海外へ出稼ぎ100万人

出稼ぎ者100万人かどうかわかりませんが私が聞いたのは50万人でした。カザフスタン、ロシア、トルコ、ヨーロッパ、アメリカへもキルギスから多数の人たちが働きに出ているのは確かです。家族のため働きに出て、しかし長期になると行った先での生活になり帰らなくなることもあります。主人が別の女性と暮らし始めついには離婚という話も聞きます。

 

10.キャッチセールスが出てきた

先日ビシケクパークデパートで知人とカフェに座っていました。後から隣におばさんが座り何かの支払いカードの宣伝を始めました。海外のホテルなどでも使えると言います。知人は電話番号など教えていたので後で電話が来ても会わないように伝えました。会えばカードが欲しいということになるし他の商品の売込みもあるでしょうから。ついにビシケクでもキャッチセールスが出てきました。どうもフィラルモーニアの事務所で会おうと誘うようです。皆さんはこういう人と接触しないでしょうけど気を付けてください。

11.三重駐車はお手の物

自動車の数は私が来た頃より10倍どころか20倍くらいに増えました。それで中心部は時間帯や工事で渋滞、さらに違法駐車の車がそれを倍加しています。さすが中央アジアというか二重駐車さらに三重駐車も当たり前というビシケクの大通りです。デパート前で三重駐車をしている車があってトロリーバスや大型バスが通れずクラクションを鳴らしました。しかし動く気配はないので怒った運転手が降りてきてドアを開け駐車中の運転手に怒鳴っていました。しかしどこ吹く風で駐車したいからここにいると言う態度でした。アメリカ辺りだったら銃で撃たれてるかも。やはりレッカー車で強制撤去、罰金しか方法はない。

 

12.塩と酢の力は偉大です

調味料に使っている塩と酢ですが効力はそれだけではありません。ご存知の方には釈迦に説法ですが一応。まず塩ですが海水か少し薄いくらいの濃度にして肉を30分~1時間位漬けます。ビシケクで売ってる肉は臭いが気になりますがこれで臭みがかなり取れます。漬ける肉は1~2cm厚位でも大丈夫。次に冷凍マグロブロックを美味しくする方法です。水100gに塩4g入れた塩水にガーゼを浸して軽く絞り解凍したマグロを巻き2,3時間置きます。これで数段美味しくなりますね。マグロ対策はNHK「試してガッテン」からの情報です。酢は茶渋や鍋の焦げ付き取りに活躍します。

ついでですが丸パンや角パンも食べるだけでなく野菜を漬けることもできます。深さのあるタッパーにパンを千切って4,5センチの厚みにしてから水をひたひた位に入れます。塩少々と野菜の切れ端を入れ2,3日置くと乳酸菌が繁殖します。後は好みの野菜を漬けてお楽しみください。最初は漬かるまでに2日位かかりますがだんだん短くても食べられるようになります。パンが少なくなったら千切って追加、室温では発酵が早いと思ったら冷蔵庫でもできます。時々唐辛子を入れてください。

ついでのついでですが米を研ぐとき水を少なくすると糠の臭みが消えます。ざっと洗って水をほとんど切ってから研ぎます。私は研ぎ30回を2度やってます。お試しください。

 

13.キルギスの牛乳はどこか違う

日本の牛乳を飲むと冷たいのはもちろん温めてもお腹がゴロゴロしてしまい下すことが多かったです。それで飲まないようにしていましたがキルギスの牛乳は冷たくても問題ありません。最初は恐る恐る飲んだのですが今はごくごく飲んでます。どうして?キルギスの環境や牛が食べる草が違うのか。思うに日本では工場で集めた牛乳の品質を均一にするため高速回転で撹拌します。わかりませんがこの時に質が変わるのかも。とにかく気にせず飲めるのは良いことです。ニンジン・ピーマンなど日本人が敬遠する野菜もそれに色々な果物、肉製品も美味しいしキルギスに感謝です。

 

※私のホームページについてお知らせです。①通常の検索窓にKYRGYZ856 と入力して検索するとフェイスブックKYRGYZ856の案内が出てきます。クリックしてフェイスブックに入りホームページへのリンクボタン【learn more】を押してください。②またはwww.kyrgyz856.go.kgをパソコン画面上部の検索窓に入力、検索すればホームページに入ります。

 

(担当 ビシケク市 大滝)

キルギスのカルチャーショック 第4部1に続く

キルギス七不思議

キルギス七不思議

1,998年8月に初めてキルギスに来てから、不思議だと思った事項です。  1999年10月

 

1.日本にもいるぞ、という顔がたくさん、でも日本語を話さない。

日本人と似ている、どう見ても日本人、という顔がたくさんいるけれど、キルギス語やロシア語で話している。不思議です。

中国や韓国の人より日本人に似ているのは、どうしたことでしょうか。

 

2.日本にもあるぞ、という物がたくさん。

うどんに似た「ラグマン」、餃子に似た「マンティ」、肉まんに似た「サムス」、おこしに似た「チュクチュク」、炊き込みご飯に似た「プロフ」などがある。楽器のコムスは、三味線と同じ三弦楽器である。

米では、オシュに近いウズゲンで作っている「ウズゲン米」は小豆色で、赤飯の色である。この米を見たとき、「赤飯だ」と叫んでしまった。日本人が赤飯にしているのは、これが原型ではないかと思う。

中国系ドゥンガン人の踊りは、盆踊りの手の形にそっくりだ。夏に食べる「アシランフー」は、冷そーめんという感じがする。ドゥンガン人の作るメンは、手で引き伸ばしていく。ラグマンにはこのメンがよく合う。

似ているものがたくさんあって、日本人のルーツを感じてしまう。

 

3.風が吹くと天気が変わる。気温の変化が大きい。

風は、いつもはあまり吹いていない。そよ風程度しか吹かないけれど、木の枝をゆするほど吹くときがあって、その後に天気が変わる。雨や雪になることが多い。

風が吹くと桶屋がもうかる、ではなくて、天気が変わるビシケクである。

気温は、昼間でも日が隠れると、10度以上気温が下がってしまう。夏では、昨日は40度、今日は20度で肌寒いことがよくある。

 

4.車道をどこからでも横断する。信号の間隔は短い。

交通量が多くないとはいえ、信号にはお構いなし、途中からでもどんどん渡る。

日本と違って、人間優先だからなのか、また、車はゼイゼイ言いながら走っていて、スピードが出せないし、という条件があるからなのかわからない。

母子が手をつないで、道路の途中から渡っていくのを見ると、親子心中かと思ってしまうのは、私だけでしょうか。

信号は、「青」から「青」の間隔が10秒ちょっとくらいしかない。「青」が点滅してから「黄色」に、そして、すぐ「赤」に変わる。

人は「青」が点滅すると渡り始める。車は点滅すると停止する。間隔が短いので、このタイミングでないと反対側まで渡ることができない。途中で信号が変わってしまっても、道の中央で待っていれば、車は避けてくれるし、すぐ次の信号になる。

渡りはじめのタイミングに慣れるのが大変で、最初は地元の人がいるときにしか渡らなかった。

 

5.食料品は安い。

大体、日本の10分の1から20分の1くらいの値段である。

野菜など、きれいにして売ってはいないし、米はごみやシイナが混じっているが、じゃがいも、にんじん1k10円、トマト1k5~10円、米は1k75~100円くらいで売っている。乾めん1k40円、紅茶100g50円。

カフェで、二人で昼食を食べて300円くらいだろうか。ラグマン50円、ペリメニ70円、ナンと紅茶で10円、皿に肉とご飯で120円くらい。レストランは少し高い。

食料品以外は、相対的に高くなる。それでも電気製品は、日本より安いものがトルコ、韓国、中国からたくさん入っている。

 

6.バザールは大小たくさん、キオスクはそこらじゅうにある。

市場(バザール)では、朝市のような形式で食料、日用品、電気製品などを売っている。大きなバザールはルイノックと呼ばれていて、市内に四つある。小さなバザールは、あちこちにある。

新聞、飲み物、パンなどは専門のキオスクがあり、交差点やバス停などにたくさん立っている。

 

7.ホテルの庭で、羊が草を食べている。

首都の大通り、日本でいえば新宿辺りを馬に乗った人が渡ったり、大通り脇の歩道で羊が草を食べている。田舎の雰囲気をたくさん残している。

「イシククリホテル」の庭で、牛が草を食べていた。大学近くの歩道で、よく羊や牛が草を食べている。人が歩いているのに、街路樹をリスが行ったり来たりしている。

こういう感じは、非常に好ましいと思う。アルマーティでは車や人が多くて、羊がのんびり草を食べるどころではない。

 

8.道路に穴が開いている。下を向いて歩こう

歩道の真中にあるマンホールのふたがなくなっていて、ぽっかり穴が開いている。それから、橋の踏み板が落ちていたりする。夜は明かりもなく暗いので、落ちる人もいるだろう。

夜は特に、昼間でも下を向いて歩かないと危険。

 

9.町は、ひまわりの種で埋まっている。

歩きながら、ぽりぽりと食べている。最初は、何を食べているのかわからなかった。セミチカという、ひまわりの種を炒ったものを、歯で殻を割って食べる。

上手に食べるが、殻をそこらじゅうに捨てていくのが困る。町が埋め尽くされるのでは、と思うほどだ。

 

 

 

 

キルギス七不思議      紀要原稿

 

1.日本にもいるぞ、という顔がたくさん、でも日本語を話さない。

日本人と似ている、どう見ても日本人、という顔がたくさんいるけれど、キルギス語やロシア語で話している。

 

2.日本にもあるぞ、という物がたくさん。

うどんと「ラグマン」、餃子と「マンティ」、肉まんと「サムス」、おこしと「チュクチュク」、炊き込みご飯と「プロフ」など似ている食べ物がある。南西部のウズゲンで作っている「ウズゲン米」は、小豆色で赤飯の色である。楽器では、三味線と同じ三弦楽器の「コムス」がある。

 

3.風が吹くと天気が変わる。気温の変化が大きい。

風は、いつもはあまり吹いていない。木の枝をゆするほど吹くと雨や雪に天気が変わる。

気温は、昼間でもすぐに10度以上下がってしまう。昨日は40度、今日は20度で肌寒いことがよくある。

 

4.車道をどこからでも横断する。信号の間隔は短い。

交通量が多くないとはいえ、信号にはお構いなし、途中からでもどんどん渡る。

信号は、「青」から「青」の間隔が15秒くらいしかない。人は「青」が点滅すると渡り始める。これでないと反対側まで渡ることができない。タイミングに慣れるのが大変だ。

 

5.バザールは大小たくさん、キオスクはそこらじゅうにある。

市場(バザール)では、朝市のような形式で食料、日用品、電気製品などを売っている。人々のエネルギーを感じる場所だ。

 

6.ホテルの庭で、羊が草を食べている。

首都の大通り、日本の新宿辺りを馬に乗った人が渡ったりする。田舎の雰囲気をたくさん残している。大学近くの歩道で、よく羊や牛が草を食べている。人がいるのに、街路樹をリスが行ったり来たりしている。こういう環境は、好ましいと思う。

 

7.町は、ひまわりの種で埋まっていく。

歩きながら、ぽりぽりと食べている。最初は、何を食べているのかわからなかった。

上手に食べるが、殻をそこらじゅうに捨てていく。町が埋め尽くされるのでは、と思うほどだ。

 

 

HE DAHO (あなたとわかち合えない)        歌 HI-FI

  • あなたとわたしは 分かり合えない

なぜ、風は喜んで吹いているのか

なぜ、子供たちは人の良さで残酷になるのか

なぜ、人に知らせるために、誰かが死ななければならいのか

なぜ、神はこの世に たくさんの「なぜ」を残したのか

(コーラス)

# 今日という日は もう返らない 自分の道を 急がないで行ってくれ(2回くりかえし)

それほど用心深くなく 歩みを進めてくれ

やさしく教えてくれ  やさしく教えてくれ  どうか やめるように

# どうか すぐにやめるように

2.それでも太陽が光をくれる  そして夜は静けさで満たされる

たくさんの心配事は  次の日をすぐに来させる

頭を振っただけで わたしとあなたは知っている  なにしろこの世界、この光すべて

風が歌を口ずさんだので 愛なしの うだる暑さが少しあるのさ   (意味不明 翻訳不可)

(コーラス)   #~#くりかえし

 

  • Нам не дано c тобой понять

Чему так радуется ветер

И почему от доброты бывают так жестоки дети

Зачем кому-то умирать

Чтобы он нами был замечен так

Много разных почему Оставил бог на этом свете

(コーラス)

# День уходящий не вернуть

Не торопись пройти свой путь

Не осторожный сделав шаг,

Просто скажи,  просто скажи, да будет так

# Просто да будет так

 

2.Но все же солнце дарит свет

А ночь покоем укрывает

Заботы тянут новый день

И только головой качает

Ведь этот мир и этот свет

Все то, что ветер напевает

Немного зноя без любви

И ты, и я об этом знаем

(コーラス)

# День уходящий не вернуть

Не торопись пройти свой путь

Не осторожный сделав шаг

Просто скажи,  просто скажи, да будет так

# Просто да будет так

 

 

 

 

            КҮзгү нѲшѲр (秋の雨は どしゃ降り)   歌 ベイシェケーエフ

1. 黄色い落ち葉が 積もっていくと

思い出たちが 私を連れにくる

窓に近づき 外を見ると

木々は静かに かわいそうな私を見つめている

(#)私の心は こんなに恋しがっているのに

あなたはどんな男に 心を渡してしまったのか

秋のどしゃ降りは 止まずに続く

あなたの涙で 降っているのか

それは涙で 涙で降っているのか

(#) 涙で 涙で降っているのか

2.景色を見ても そんなに気分は良くならない

木々も私には目に入らない

あなたとの思い出のものも 私には見えない

私がみているのは あなただけ

(#)~(#)  くりかえし

3.いつまでも わたしといると あなたは言った

雨の空も 暗く曇っている

あなたを見なくとも 名前を聞いただけで

心の中に花が咲き、幸せになります

(#)~(#)  くりかえし

 

КҮзгү нѲшѲр

  • Сапырылган сары жалбырак

Санааларга мени азгырат

Терезеге келип тигилсем(ай)

Чнсүз дарак тиктейт жалдырап

(#) Жаш жүрѲгүм мынча кайгырдыҢ

КѲҢүл күшүн кимге алдырдыҢ

Күзгү нѲшѲр тынбай тѲгүлѲт(ай)

КѲздѲрүҢдѲн жааган жамгырбы?

КѲздѲрүҢдѲн жааган КѲздѲрүҢдѲн жааган

(#) КѲздѲрүҢдѲн жааган жамгырбы?

 

  • Теребел да мынча КѲҢчлсүз

Теректер да ойдон бѲлүндүл

Тегерете курчап буюидар(ай)

Термелишип тиктейт ѲзүҢсүз

(#)~(#)くりかえし

 

  • Болом дедиҢ ѲзүҢ түбѲлүк

Асман дагы бүркѲ түнѲрүп

ѲзүҢ тургай атыҢ уккандаҢ(ай)

ЖүрѲгүмдѲ түрчу гул Ѳнүп

(#)~(#)くりかえし

 

 

 

キルギスのカルチャーショック 第3部 9 

キルギスのカルチャーショック 第3部 9

2019年7月~9月作成

毎朝6時40分に鉄道のビシケクⅡ駅からイシククリ湖バルクチ駅へ向かう列車の汽笛が聞こえます。夏だけ運行で一日一往復のみ、6月中旬から7月は週末だけで8月は毎日運行します。片道運賃は69ソムで安いですが終点まで4時間半かかるディーゼル機関車、エアコンなしで暑いなど条件が悪く20年来の懸案にしていました。しかし8月ついに乗車。この記事は私のホームページにある旅行記のイシククリ州編をご覧ください。ホームページのお知らせはこの最後に記載してあります。(追記)8月末から汽笛が聞こえません。今年の運行は終了のようです。

 

1.生徒が突然来なくなる

時々アパートで日本語を教えています。今まで15人くらいでしょうか小学生から社会人まで教えました。前にもこのシリーズで書きましたが生徒は連絡なしに突然来なくなるのです。じゃ―明日、とか次は何曜日に勉強しましょう、といって終わるのですが次には来ない。今年になってからもありました。今まで一人例外を除いて生徒がみんなそうなので授業料は毎回払いにしています。ある生徒は半年くらい休んでから来てまた来なくなりました。連絡しろと言っておいたのに連絡なし。次に勉強したいと連絡があった時はさすがに断りました。どうして連絡しないのだと思う日本人が特別なんでしょうか。

 

2.薬害にご注意を

薬害と言っても私のは風邪薬の副作用です。日本の薬が効かないのでこちらの薬局で買った薬の副作用で苦しめられました。昨年暮れですがヨーロッパ製だったか風邪は一錠で治りましたがその後の副作用で立ち眩み、歩行困難、食欲不振などが襲ってきました。水もまともに飲めず1週間で6キロ痩せました。これで副作用にやられたのは3回目です。3回も?学習がされてませんね。風邪の初期治療には「タイロール ホット」がお勧め。粉末をお湯に溶かして飲むのですがレモン味で飲みやすいです。それか病院に行き注射ですか。

 

3.2017年の猛暑記録を更新

2017年7月下旬から8月初旬は私が経験したことがない猛暑でした。私設温度計では気温38~40度が1週間以上続きビックリ。そして今年もまた猛暑で

7月11日38度、12日39度、13~15日38度、16日~18日40度、19日42度、20日40度、21日38度、22日40度、29日40度、

8月1日40度、2日39度、6~8日40度、12日38度。13日以降は徐々に下がりました。40度近くが続くと本当に大変です。

 

4.初めてづくしの一日

ごく最近、私に起きた出来事です。

オシュに行く予定で空港行のミニバスに乗る時急に背中が痛くなったがやっと乗車。空港に入ったら落とした切符が拾えなくて外国人旅行者に手伝ってもらうほど。やっと待合室に入り冷たい水で背中を冷やしたがこれが悪かったか立ち上がろうとしたら背中に激痛が走り倒れ込んだ。昔経験したギックリ腰の状況が脳裏を横切った(あの時は起き上がれなくて床を這い、立とうとすると背中に激痛が走り痛さで固まってしまった)。搭乗時刻になっても立ち上がれないので搭乗は諦めて職員に切符を渡し乗らないと伝えた。空港の医師が来て担架に乗り救急車で空港の診療所へ。

空港待合室まで行って搭乗しなかったのも担架も救急車も初めて。その後救急車でビシケクの救急センターへ行きMRI検査、これも初めて。検査結果はヘルニアではなくギックリ腰らしいので一安心。大使館の方々に来ていただいたので騒ぎが大きくなり申し訳ない。しかしオシュに着いてから動けなくなったらどうなっていたやら・・考えたくありません。

 

5.市内バス等運行系統図

20年前に買った市内のトロリーバス、大型バスの運行系統図を持っています。流石によれよれになっていますが系統番号は読めます。今走っているトロリーバス等は系統番号も路線も同じようですが車両が故障して動かないこともあり路線図よりかなり間引きされています。運行中のトロリーバスは2、5、8、11、14、17番、大型バスは7、18、21、35、38、48番でしょうか。まだ他にもあるはずです。たまには自家用車ではなくこの路線バスに乗ってみてはいかがでしょう。ただし単独では危ないので地元の誰かに同行してもらってください。

この文を書いていたら急に乗ってみたくなり目に付いたトロリーバスで終点まで乗ってみました。着いたのは東市境にあるバス停。もっと南が終点になっているはずなのでトロリーバスの路線は変更があるようです。近くの終点も路線図にはない番号が停まっていました。どちらの終点も20年前に来た時のままで懐かしかったです。ついでですが、20年前の市街図も持っています。当時デパートと言えばツムデパートしかなかったので記載は一か所のみ。今の市街図ならデパートやビルなどあちこちに並びます。

 

6.ペリペリーンヌイェ・ヤイツァをください

ロシア語ですがどうしてこんな名前になったのかと思うくらい覚えにくい単語です。訳せば「うずらの卵」、12個入50ソム位で売っています。滋養があって体にいいのですが買う時に言いにくくて困ります。以前は紅茶の商品名「ジムチュージナヤ・ニーラ」が呪文のようで買う時に苦労しました。こちらは「ナイルの真珠」。それとロシア語の挨拶「ズドラーストビチェ」も難しかったです。習い始めの頃は毎日何回も練習しました。だんだん慣れてくると発音の強弱がわかって来ます。発音の方法は省エネの方法に動きます。文法書にこの子音はこの母音になどと難しく出ていますが要は話すときのエネルギーが少なくなるようにしているわけです。話す練習をすればわかります。

 

7.腹八分目は科学的

小さい子には特にですが食べるのは腹八分目にしなさいと言います。これは科学的で正しい処方です。肉体的な胃の満腹を脳が感知するまで時間的に15分位の遅れがあるようで胃が満杯になっているのに脳はまだ食べていいと感じる訳です。それで脳に満杯が伝わった頃には食べ過ぎになってしまいます。それにビ-ルや酒を飲むと胃腸の働きが活発になるので胃の満杯が遅れて伝わります。暴飲暴食に気を付けましょう、と言う訳です。昔は腹八分目を正しい意味で言っていたのがいつの間にか節約のような意味合いに変わっていたのかもしれません。先祖代々開けるなと言われていた箱を開けたら中には飢饉の時に蒔く種があったという類です。非常用だから子供などが触らないように開けるなと伝えそれが何世代も伝わるうちに最初の意味が忘れられてしまうのです。

 

8.「Ералаш(エララシ)」

ロシア放送の子供向けテレビ番組に「Ералаш(エララシ)」というのがあって(訳は、大騒ぎ)子供たちが主役で大人を相手に演技をしています。題材は学校、家庭が多く一話3、4分の短い話ですが監督始め役者など大人たちが大真面目になって作っているので見応えがあります。このシリーズは1974年に始まったようで初期の作品はソ連時代の・・というものですがだんだん現代風に変わっています。もう300話以上になっていてユーチューブでも見られるので一度ご覧ください。

キルギスの方は国営放送の子供向けのアニメ番組に「керемет кочо(ケレメット ゴチョー) 」があります。訳は「素晴らしい町」でしょうか。アニメと言っても1秒当たりの撮影コマ数が少ないので動きは単純ですがキルギス語や村の生活を知るにはいいかも。

 

9.失敗しても得をした

市の南部にあるユージナヤ・マギストラリ(訳せば南幹線か南部幹線)とミラ通り交差点にアラアルチャ・デパートというのができたと聞いて行ってみました。

アラアルチャ・デパートの前にアジアモールに行き2階にある「ゆうやと」という店に寄りました。去年6月に盛大に開店したんですね。生活小物用品を売っていますがこの店は中国にもあるようです。インターネットには日本の「ダイソウ」などの売り方を真似て偽の日本製品を売る「メイソウ」という店をさらに真似た店だと出ています。試しに2本入り歯ブラシを150ソムで買いました。日本人デザイナーの作品という売込みで日本企業監修と書いてあります。しかし使用説明の日本語が間違っている。例えば「歯ブラシで水を濡れないままで」「斜めて軽く歯と歯茎の間に」「上の歯を下向いて磨き」など・・読むと頭が混乱してきます。会社の住所は東京都中野区~と書いてあるもののどこかのアパートかも。歯ブラシはまだ使っていますがやはり日本製品の偽物販売です。

次にアジアモールからアラアルチャ・デパートに行きました。マルシルートカの降車場所をまだ先だと間違えて何とBDHX(ロシア語読みはベーデーエンハー、訳は国内農畜産物達成博覧会)の建物まで行ってしまったのです。ソ連時代は博覧会会場として賑わったことでしょうが今は草の中。20年位前には洋服などの販売会場で使われていましたが・・。少し北に下った所にあるホテル・イシククリは門が施錠され、すぐ横のマナス・アイウル(マナス村)公園はペンキや壁が落ち寂しいことになっていました。マナスアイウルは建造物のデザインが独特で異空間の感じがしているのに残念です。入場料20ソムは他に誰も客がいないので無料にしてもらいました。

さらに北へ歩いて行ったらアメリカ大使館を始めアパートなどの建物が並んでいます。アラアルチャ・デパートの周辺は市の中心とは違う様相で新市街地を形成していてビシケクは郊外に延びているのを実感しました。デパートを入ってすぐのコーナーに「ジャポニカ」という日本の商品を売る店があり化粧品、シャンプーを主に売っています。ロシアの会社だが社長は日本人だと店員が言ってました。マルシルートカ(ミニバス)の降車場所を間違えたおかげでいろいろ見られた一日でした。

 

10.ソムとトゥイィン

キルギス通貨の単位はソムですがその下にトゥイィンという単位があります。私が来た頃は紙幣で10、20、50トゥイィン紙幣があり記念に何枚か持っています。もうないと思ったらまだトゥイィンは健在のようです。今年になってから郵便局で公共料金の支払いをしたときにお釣りでもらいました。料金は0.5ソムが記入されているので正しくお釣りが来ました。本当に小さい硬貨でこれは何かと聞いたら50トゥイィンだと。ああ、まだ使用されていたのか。郵便局か銀行で使うだけでその内に消えてしまいそうです。その後料金は切り上げ計算しているようでトゥイィン硬貨はもらいません。この50トゥイィンは記念品になりました。

(担当 大滝 ビシケク市)

(キルギスのカルチャーショック 第3部 10に続く)

カルチャーショック目次編 第1部~第2部

目次の番号をクリックするとリンクします

キルギスのカルチャーショック 目次編1  第1部0~第2部10

第1部0 キルギス七不思議 1999年10月

1.日本にもいるぞ 2.日本にもあるぞ 3.風が吹くと 4.車道をどこからでも 5.食料品は安い 6.バザールは大小たくさん 7.ホテルの庭で羊が 8.道路に穴が 9.町はヒマワリの種で

第1部1  2013年5月

1.時間を守らない 2.キルギス料理は5つだけ 2-1.キルギス人の食生活は            2-2.野菜を食べない 3.先生答えを教えて 4.紅茶、コーヒーに砂糖を5,6杯  5.気温の差が大きい 5-1.風呂から出ると寒い 6.警察官はゆすり、たかり屋  7.交通警察も賄賂要求 7-1.電気、ガスメーターの改ざんは当たり前 7-2.私腹を肥やしたバキエフ大統領   7-3.就職にも賄賂  8.期限を過ぎても返さず雲隠れ   9.信号のない道路を渡るな   9-1.信号はどう渡る 9-2.バスの運転は運転手の都合で  10.間違い電話が毎日        11.歌手は口パク  12.生徒はウルトラマン  13.車を止める時は手を横に 14.お金のジェスチャー  15.お元気ですか、を何回も 16.道に唾を吐くな  17.電気が、ガスが止まる 17-1.熱水も止まる  18.海産物がない 19.野菜、果物、乳・肉製品は美味しい   20.町は暗闇の中

第1部2  2013年5月

1.日本は特殊な国  2.クーデターが2回も  3.大家は泥棒だった  4.女性は皆ジーンズ、パンツルック  5.小学生からピアス、マニキュア  6.花嫁は誘拐して  7.生徒が突然消えてしまう  8.肉はキロ単位  9.焼き肉は石炭焼き  10.バックします  11.電気もガスも強力  12.挨拶はほっぺにチュ  13.信号手前でグッズ販売  14.中央アジアはバザール経済  15.トロリーバス、マイクロバス  16.たばこは外で吸え  17.成績が悪ければ賄賂  18.キルギス伝説  19.バカ、はキルギス語で  20.テレビ放送が半日休み 21.近くにあります

第1部3  2013年5月

1.お札で商品をパタパタ  2.パトームとザーフトラ  3.酒は密造酒が横行  4.電球爆弾  5.中国のゴミ箱か   6.おからの保冷剤  6-2.拡大する郊外大型バザール        7.授業は生徒が移動  8.「はい」は1回だけにしろ  9.パンが美味しい  9-2.笑顔がない売り手   10.傘がない、帽子がない  11.キルギスは夫婦別姓  11-2.蒙古斑 12.子守は男の仕事  13.ドルが消えた  14.静岡のビニール袋が  15.引っ越しは10回近く 16.逮捕者や裁判風景を放送  16-1.変に長く映す  17.キルギスにあって日本にないもの  18.アパートは北向きが良か  19.頭上注意   20.新築アパートは自分で内装  21.豆腐・納豆作りは石の上にも4年半   22.エンジンを止めろ  23.薬を計り売り

第1部4  2015年2月

1.ムーシ・ザ・チャス  2.入院は大変  3.出産は大変   4.ギックリ腰は大変     5.風邪薬も一大事件  6.ロシア語それにキルギス語も  7.逆転の発想が必要       8.キルギス15年記念に禁断の食べ物を  9.サマゴンに再会  10.日本食にもパンを食べる 11.キルギスは呪術の国か  12.キルギス式マッサージ  13.町のエチケット           14.町の交通量  15.町のトイレ考  16.町の生活は何語で  17.キルギス人は算術が苦手  18.家造りは苦手  19.冬の朝の珍入者  20.乗合いミニバス  21.バザールは気を付けて1  22.バザールは気を付けて2  23.図書室は気を付けて

第1部5  2015年2月

1.ドルはポケットに入れて  2.女性で「おう!」はないだろう  3.2010年クーデターで私も危なかった  4.ドアの鍵が折れた  5.偽タクシーが多くなった  6.欲しい物  7.中国うどんのラグマン  8.おつりは手に渡せ  9.ウオッカの一気飲み  10.DVDディスク  11.列車は日に3便  12.集中暖房  13.中国は嫌い  14.信号から音声案内が 15.朝4時起きが普通に   16.電気ポットを壊したのは誰だ   17.牛乳                   18.2000円札は消えていた  19.物価は上がって      20.レーニン像は残った

21.生水でも大丈夫   22.紅茶きのこ飲んでます

第1部6  2015年2月

1.ルーブルが下がってソムも下がった  2.硬貨は嫌い  3.通りにゴミ箱が増えた            4.大型乾燥機  5.大学の副学部長   6.あなたの仕事は私のではない  7.アパートのガードマン  8.キルギスの孫  9.自家製ワインは好評  10.無慈悲な神  11.納豆サンドはいかが  12.日本人ビザ  13.超能力学生  14.超豪華学生  15.建築ブーム                16.カルパックは便利  17.日本との時差は3時間  18.日本語学校が消えた  19.すごい確率だった  20.1階は食料品店  21.テレビ局の取材が

第1部7 2015年3月

1.キルギスは昔見た故郷の風景  1-2.バトケン人質事件  1-3.青酸カリ流失      2.トルコが、中国が、ロシアが  3.銀行は夕方7時まで   4.昔バザールがあったとさ 5.デジタル計り登場  6.誕生日おめでとう番組  7.天気予報は単純   8.テレビ番組に出演 9.鍵の管理がどうも   10.ガスの炎がどうも  11.ウイグル人、アゼルバイジャン人      12.オリジナル製品とは  13.ロシアの漫談   14.キルギスのテレビ番組  15.市内のプール  16.大学の制度はいろいろ  17.私たち寿司を食べたいです  18.勝手な床屋 19.10年ぶりにばったり  20.バザールの売り場で  21.足乗り猫  22.女性のスカーフ、ロングスカート  23.名を名乗れ

第1部8 2015年3~5月

1.乾燥体質になったか  2.標高1000mから広がる草原   3.3000mは低い山             4.富士山頂にトンネルが  5.車は右、人も右   6.大学の教室に監視カメラ  7.変な車に乗りました   8.ジプシーが増えた  9.女性のイスラムスタイルが増えた  10.動物の本能  11.朝、ドアが開いていた  12.食事作法  13.マグロのカマ  14.トイレット・ペーパー  15.ロシアは大統領と首相が交代   16.連絡してくれ!  17.調味料は塩だけ   18.宝くじが大評判  19.行き倒れも多い   20.どこでも住める

第1部9  2015年5月

1.借りたアパートを汚すな  2.洗濯物を歩道で売る  3.年上が好み   4.交通規則なのか  5.ビストロ形式の食堂が増えた   6.第3回中央アジア弁論大会   7.日本語教師会  8.病気です  9.舌打ちするな   10.ハンバーガー  11.シシャモ唐揚げ              12.豆腐後継者  13.ゴインとゴイン2  14.トロリーバスも速い  15.トロリーバスは走らなかった  16.何とかならないか 給排水設備  17.何とかならないか その2 答えを教えてください  18.兄弟は6人、7人が普通  19.何とかならないか その3 航空便     20.大豆畑がほしい

第1部10  2015年6月

1.何とかならないか その4 電気、ガスメーター  2.学校の夏休みは長い  3.試験は図書室でも職員室でも   4.パン漬けが美味しい  5.たばこ1本どうぞ   6.キルギスの移動式テント  7.何とかならないか その5 温水停止   8.何とかならないか その6 ラグマン  9.キオスクはプレハブ   10.1学年に1人は産休が  11.何とかならないか その7 レジの支払い  12.何とかならないか その8 外国人料金  13.車のノイズが増えた           14.教師が消えた  15.何とかならないか その9 花嫁を盗む  16.何とかならないか その10 道に唾を吐く  17.プリンターは16年   18.ひげ剃りは40年  19.声が暗いアナウンサー  20.鶏肉は2時間煮る  21.預言者   22.今年は念願の居住権を      23.第一部終了

第2部1  2016年 1月

1.パスポートセンターが突然スーパーに  2.マイクロバスの前転  3.親ばかですね                4.本物の紅茶はどれだ  5.「オタキ」と呼ばれて   6.ヤポーニヤとヤポームニュ  7.一万円札で10円の買い物   8.マイクロバスは乗り換えさせられる  9.マイクロバスはエアコンがない   10.必要ですか、と聞かれて  11.一日違う   12.「オタキ」と呼ばれて その2  13.真夏でもスカーフ、ロングスカート   14.茹でトウモロコシ  15.猫語   16.ラジオ体操  17.バスの席譲り   18.携帯電話  19.携帯電話 その2             20.8年ぶりの引っ越し  21.8年ぶりの引っ越し その2

第2部2  2017年11月

1.8年振りの引っ越し その3   2.学校の教室に自費でサッシを  3.ミニバスは何台               4.塩漬けニシン  5.ソ連時代は人間不信    6.キルギス人は突然行方不明に  7.キルギス人は突然行方不明に その2   8.朝8時から、昼12時からの授業  9.ある法則                  9-1.ある法則 その2  10.ロシアに引っ越し   11.今年は春が早い  12.緑色の豆腐、納豆があった   13.ロシア行きは中止に  14.ロシアのテレビ番組が2局で同じだった   15.中国海苔は袋の表示より少ない  16.キルギスの地震震度は   17.今時手書きか   18.キルギス初の歩道橋    19.国旗掲揚台に兵士がいない   20.狂犬病に注意   21.預託金(デポジット)はキルギスでは無理   22.キルギス大統領考        23.バザール経済  24.子供の通学

第2部3  2018年 1月

1.豆腐、納豆を再開  2.知らないと言ってはいけないのか  3.キルギス人は頼むときだけ           4.オリジナル製品だって  5.両替した金が足りない   6.ウオッカを飲め飲め  7.運転免許は買え、卒業も買え  8.電信柱の下を歩かない  9.やはりキルギス人は気まぐれ       10.ベータストアで社員の贈り物が盛ん   11.カザフ人は親切   12.テレビニュースに映りました  13.明けまして・・ありがとう   14.カザフの店が続々   15.車のナンバープレートが変更に  16.2年前マナス空港で貨物機事故が  17.100円ショップは便利           18.隠れたバザール

第2部4  2018年2月

1.兵役   2.お客で行ったら注意   3.銀行のキャッシュカード   4.個人高利貸もいます   5.キルギス通貨の変遷    6.キルギス式紅茶の入れ方、飲み方  7.バザールの符丁   8.キルギス人はお節介   9.今冬は何十年ぶりの寒波 集中暖房の弊害も  10.ミニバス その1  11.ミニバス その2 どこにでも停まる  12.ミニバス その3 「モージナ」と言って乗る  13.ミニバス その3 バスのボディーを叩く   14.ビザの問題 15.同僚は仕事の補完はしない旧ソ連式   16.日本酒はゴミになって着いた  17.新紙幣登場

第2部5  2018年2月

1.灰色の町がカラフルに   2.市役所の方から来た詐欺師   3.キルギスの医者は算術家            4.ビシケク。イシククリ汽車の旅   5.キルギス大統領考   6.小学生もピアス・マニュキュア  7.ドルの交換レートが違っていた   8.キルギス人は偏食家  9.テレビで啓蒙しても  10.最初のカルチャーショック   11.昔、床屋で    12.祝日が2日増えた 13.日本語話者   14.重曹を見つけた   15.日本語がわからない   16.キルギス人は自分の意見を言わない   17.日本は特殊な国

第2部6  2018年3月

1.オシュのイチジク  2.オシュとジャララバードの滝   3.キルギス(クルグズ)と言う由来   4.キルギスの昔話   5.コムスには楽譜がない   6.2010年クーデターの痕跡   7.優秀な占い師が就職か  8.ロシアの数字、文字がわからない   9.お湯は飲まないで   10.テレビ放送に休暇がある  11.日本にこんな電熱器あったかな    12.クリームとプロフ  13.梅干し    14.ロシア大統領選挙  15.バスの席譲り              16.調音が違うのでは  17.アルマータ2泊3日

第2部7  2018年3月

1.円形交差点    2.パノラマ台   3.円形街区   4.スクランブル交差点は無理 5.ガスを点けたまま外出   6.子供の旅行は大変   7.突然休日に    8.教師は日雇い労働者   9.1年早く入学も可    10.何と音声入力辞書変換  11.両替レートの謎               12.ロシア語の変遷   13.生放送   14.乾燥果物   15.守護霊がいるか             16.キルギス人?中国人?が搭乗拒否された   17.出稼ぎに出る    18.アルバイト給料は   19.キルギスのコンサート

第2部8   2018年4月

1.ビシケクの都市計画の間違い  2.学校のクラス替え  3.地獄の沙汰も金次第              4.キルギス紙幣の人物は   5.グー・チョキ・パー   6.ソ連の崩壊は当然  7.大陸は動いている  8.フライパン蒸し焼き  9.電球がまた粗悪になった  10.キルギスのコンサート  11.サムス(焼いた肉まん)とラグマンにご用心  12.お勧めの紅茶は  13.キルギス人は太れ、太れ

第2部9  2018年7月

1.プロパンガス  2.ジェッキー・チャン   3.携帯ですぐ切る   4.極細そうめん 5.航空キップの予約システム    6.売る人の対応が  7.いかつい生徒からハグが            8.ゴインとゴイン2  9.断食月  10.天気予報は発電所から  11.キルギス人の名前              12.ビタミン ツェー  13.ビシケクのアパート  14.外での飲酒禁止令  15.宵越しの金は持たないキルギス人   16.休刊のお知らせ

第2部10  2018年9月

1.キルギス映画  2.食い扶持減らしか   3.街頭のDVD売りが消えた   4.路上駐車は困る  5.ディーゼル油がガソリンより高い   6.道路工事を一斉にやるな  7.ナリン州の岩絵(サイマル・タッシ)へ   8.10年越しの案がもう一つ  9.サッカー選手は刺青              10.自転車は少ない  11.キャッチセールスか

カルチャーショック目次編 第3部~第4部

目次の番号をクリックするとリンクします

キルギスのカルチャーショック 目次編1  第3部1~第4部10

 

第3部1   2018年10月

1.10月と4月は部屋が冷える  1-1.10月には雪が降る  1-2.春分、秋分の日の楽しみ  2.日本食カフェ  3.キルギス製本革ベルト  4.健康体操  5.包丁の添えては猫の手で  6.母親は14歳  7.サッカーリーグの選手交代で  8.一升瓶を、マグロブロックを機内へ  9.オリンピックのボランティア  10.「う」がありますか  11.寿司バーの日本酒は  12.自家製ワインのお勧め  13.ロシアドラマとウオッカ  14.新築アパートもトラブル続き  15.慣れは怖い、道路の渡り方  16.犬は好きですか  17.パン漬けの作り方  18.コンピューターグラフィック(CG)  19.ロシアに先行できるか 歌手の口パク禁止  20.目次を作成

第3部2   2018年10月

1.集中暖房の開始、停止日等  2.宇宙船  3.日本ではロボット犬と散歩する?  4.キルギス蕎麦  5.サンタクロースはキルギスから?  6.景品のグラスが割れていた  7.自動販売機  8.村の土地を売ったのは誰?  9.カルパックは正しくかぶれ

第3部3 2018年10月~11月

1.酷寒、酷暑の日は  1-1.去年から温度差が大きい  2.ロシアの歌手 アラ・プガチョウワ  3.丸亀製麺  4.白菜が通年で出現  5.キルギス国歌  6.一番最後の商品をどうぞ  7.ロシア語の「世界」と「平和」  8.色の「青」と「緑」  9.キルギスでは何が起こっても不思議ではない  10.キルギスにもスミレが  11.カレーの香辛料  12.ファレーリをどうぞ  13.キャッチセールスではなかった

第3部4   2018年11月

1.今日はお祭りです  2.スターリン時代の闇  3.息で袋をフー  4.即席ラーメンの作り方  5.マグロの刺身もどき  6.日付が10.10.10  7.日本語の難しさ  8.中国製品は重さでチェック  9.懐中電灯は枕元に  10.中国からの寄贈バス  11.熱供給センターの責任者  12.アジの開きもどき  13.キルギス語を習いましょう  14.しめ鯖

第3部5  2019年 2月

1.日中の月間平均気温(2000~03年、15~18年)   2.99~02年の出来事  3.物価

第3部6 2019年 4月

1.変化したこと  2.変化しないこと  3.危なかったこと  4.キルギス七不思議  5.カルチャーショック第1部1の序文

第3部7   2019年 4月~6月

1.動物の不思議な行動  2.中央アジア日本語弁論大会  3.大通りから見えるバザールは撤去された  4.腰痛予防  5.ロシア語のニエット  6.日本ではあり得ないテレビ番組  7.幼児の勘は鋭い  8.キルギス文字、ロシア文字  9.今年は熱水停止が早かった

第3部8   2019年7月

1.100円ショップ  2.猫とネズミ  3.映画と携帯電話  4.ショロの街頭売り  5.アルマータとマナス空港への移動  6.アクベシム、ブラナの塔、ウスカタへ  7.バルクチから塩湖へ  8.ホームページ開設のお知らせ

第3部9     2019年9月  

1.生徒が突然こなくなる 2.薬害にご注意を 3.2017年の猛暑記録を更新 4.初めてづくしの一日 5.市内バス運行系統図 6.ペリペリーンヌイ・ヤィツァをください 7.腹八分目は科学的 8.「ЕРАЛАШ」エララシ 9.失敗しても得をした 10.ソムとトゥイィン

第3部10  2019年11月

1.前大統領が逮捕  2.オシュバザールでスリに遭いました  3.カルティーナとリスーナク、スタンツィアとバグザール  4.ロシア語でCTOは数字の100か  5.中国製バックの注意点  6.不味い物 ハンバーグ、ケンタッキー、寿司  7.ちょんまげが 流行ってる?  8.流しの職人  9.海外へ出稼ぎ100万人  10.キャッチセールスが出てきた  11.三重駐車はお手の物  12.塩と酢の力は偉大です  13.キルギスの牛乳はどこか違う

 

カルチャーショック第3部8   2019年7月

キルギスのカルチャーショック 第3部8       2019年7月

今回は後半に国内旅行記が入っています。それとホームページ開設のお知らせもあります。

1.100円ショップ

日本でいえば100円ショップまたは100円均一(100均)ですがキルギスでは50ソムショップ。バザールはもちろん団地の中などで店をよく見ます。「50」という数字を大きく書いた看板が目印です。50ソムだけでなく100ソム、150ソムで売っている商品があったりしますが安かろう悪かろうではなく品質はまあまあと思います。最近気に入っているのがロシア製固形石鹸で商品名はルーシ、ロシア国の古名です。汚れは結構落ちます。

 

2.猫とネズミ

ロシア語で猫のことをコーシカ(кошка)と言い

キルギス語ではムシク( мышык)です。面白いことに

ロシア語でネズミのことをムィシカ(мышка)と言い発音がキルギス語の猫に似ています。

キルギス語でネズミはチュチカン(чычкан)なので猫とネズミが入れ替わりになっていないのが残念です。

 

3.映画と携帯電話

映画やテレビドラマの時代設定がわかるのが一つには携帯電話です。時代が現代でも携帯電話が出てこなければ大体40年以上前、出て来ても大型だと30年位前かなということになります。生まれた時から携帯電話があった世代と違って私の世代は携帯電話を新しい道具の象徴に感じます。携帯電話は進化して今やパソコンと同格。違いは直接電話ができるかどうかだけしょうか。新しい道具としてテレビが登場したのは子供の頃でしたけど白黒がカラーになり液晶になり、もう折り畳み式壁掛けテレビは出ていますか。

 

4.ショロの街頭売り

街頭で売っている「ショロ」を飲んだことがありますか。ショロは各家庭で作り飲んでいた物を商品化したのですが来たばかりの頃自家製ショロを飲みました。第一印象は「糠味噌に水を加えた飲み物」でした。その印象が強く今でも飲みません。新しい商品の「チャラップ」はヨーグルトに塩と水を加えたものですがこれもどうも。もっぱらレモン入り紅茶か黒パンを発酵させたクバスを飲んでいます。

 

5.アルマータとマナス空港への移動方法。自家用車がない場合ですが。

<アルマータへの移動>

1)ツムデパート向かいからミニバス(マルシルートカ)利用

カザフ国境へ行くミニバス285番、333番の始発バス停はチュイ通りとショポコバ通り交差点。ツムデパートの筋向かい、宝石貴金属の店アルティンのチュイ通り向かい側にある。他のミニバスも停まる一般のバス停でチュイ通り沿いなら途中どのバス停でも乗れる。1時間に何本も出ていて運賃は30ソム、予約など必要なし。

チュイ通り~アルマティンスカヤ通りを通って国境へ。始発バス停から国境まで45分~50分(6月晴天時)。季節、天候により変動有。運賃は国境行の時は最後に、ビシケク行では最初に払う。

キルギス側検査所へは建物右側から入る。カザフ側検査所との間に国境のチュー川が流れている。カザフ側検査時に小片の入国書類に氏名、生年月日、パスポート番号等記入、スタンプをもらう。この小片は出国時に必要なのでなくさないように。国境を出たらアルマータ行ミニバス、タクシーが停まっている。ミニバスは1500テンゲまたは300ソム、相乗りタクシーは3000テンゲくらい、2時間半~3時間でアルマータのバスターミナル(名称サイラン)着。

2)西バスターミナルからミニバス利用

西バスターミナル向かって右にミニバス乗り場がありアルマータ行は5番乗り場。ナリンやイシククリ湖方面に行く乗り場と並んでいる。料金は一人400ソムでサイラン・バスターミナルまで行く。

3)西バスターミナルからタクシー利用

ターミナル入口東側路上にタクシーが客待ちしている。アルマータのサイラン・バスターミナルまで一人800ソム、一台4人から6人の相乗りで行く。およそ3時間で着。

なお、西バスターミナル建物内の料金所でタシケントやモスクワ行大型バスの切符を売っていて、乗り場は建物裏側。タシケントへは一人1000ソム、毎日9時、16時50分、23時30分発、モスクワへは一人4500ソム、月曜11時、水曜10時、金曜11時、21時発他の便がある。

<マナス空港への移動>

1)ミニバス利用

ミニバスの番号は380番、乗車場所はチュイ通りとマラダヤグバルディヤ通り交差点の西側(オシュバザール側)で10mほど北側。ターミナルでもバス停でもない道路脇の所なので380番を探しましょう。料金は一人40ソム、大きい荷物があれば50ソム、空港まで30分位。朝7時から夜9時まで毎日運行していると運転手。空港からビシケクまでの便もあり到着場所が乗車場所と同じ。

2)タクシー利用

空港まで400ソム位。タクシー会社に電話して呼ぶのが安全。外で拾う場合、車の屋根にタクシー会社の表示灯を付けていてもほとんど白タク。バザールで売っている表示灯(本物です)を使っているので料金メーターがあるか聞きましょう。メーターは「ショーチク」なので「ショーチク バルブ?」(キルギス語)、「ショーチク イエスチ?」(ロシア語)と聞いてください。ない車は断るのが良。

 

(以下6.7は旅行記)

6.アクベシム、ブラナの塔、ウスカタへ           2019年6月

1)アクベシム遺跡(アクベシムは遺跡のある村の名前。キルギス語で日没後の薄暮、イスラムの祈りをする時間帯)。7世紀に三蔵法師が立ち寄り、また唐の詩人李白が産まれた素葉城(スイヤーブ)があった所とされる。

2)ブラナの塔(11世紀の町バラサグン遺跡にある塔)

3)ウスカタ(ロシア語はイスカタ。キルギス語でウスク・アタ、熱い泉つまり温泉) 温泉(冷泉)プール、診療所、宿泊所がある保養所。

ビシケク東バスターミナルから10時前トクモク行き353番ミニバス乗車発。時刻表はなく満席になれば出発。料金所がないので料金50ソム(約75円)は直接運転手に払った。11時トクモク市バスターミナル着。アクベシム、ブラナへミニバスが出ているものの本数が少ないのとアクベシムへは降りて4キロ歩くというのでタクシーで行くことにした。最初は1000ソムと言われ700ソムで交渉したが900ソムで妥協。ついでにウスカタまで行こうと距離を聞いたら50kありそちらも回ったら2200ソムだと言う。それは高いと言ったらウスカタまでの道は上りでガソリンが多くかかるとか。後で地図を見たらトクモクからだいぶビシケク方面に戻った山中だった。この値段は無理もないか。後でわかったがビシケク東バスターミナルからウスカタへミニバスが出ていた。

11時20分アクベシム着。発掘はソ連時代から独立後も様々な団体により行われていたが現在は中止。発掘についてインターネットサイトに出ているので見てください。発掘された遺跡は柵で囲まれていた。周辺は固い土の荒野。写真を撮って11時40分ウスカタに向かった。真っすぐな一本道だが途中から少し上り道になる。タクシーのエンジンは古くて力が出ない。

12時40分ウスカタ着。20年前に来たが入り口の様子はそのままだ。昔の宿泊施設は残っていて新しい施設もできている。湧水すぐ奥の岩に彫られた仏陀の像は金色に塗られていて興ざめ。ウスカタを13時45分出発しブラナの塔には14時半に着いた。入口の料金所は誰もいないのでそのまま通過。団体のドイツ人?観光客が来ていた。古い資料館は残っていたがすぐ横にガラス張りエアコン付きの新しい資料館ができていた。

15時10分ブラナの塔発、15時半トクモクバスターミナル着。ビシケク行353番ミニバスに乗って待っていると客がすぐ集まって40分発。料金50ソムは運転手に。ビシケクには16時40分着。

 

7.バルクチから塩湖(キルギス語はトゥズ コル Туз көл)へ   2019年6月

朝9時50分ビシケク西バスターミナルからボコンバエバ行ミニバス595番で出発。時刻表はなく満席になれば出発する。窓口でボコンバエバまでの料金250ソム(約370円)は運転手に払ってくれと言われた。11時半ケミン通過、バルクチを過ぎバルクチ駅西側の道をボコンバエバ方面へ向かう。このあたりから急に道が悪くなった。運転手に塩湖の入り口で降りると言ってあったのでアイディンという店の前で降ろされたのが13時半。塩湖まで何キロかと聞いたら12キロあるという。歩くつもりだったので、え!と驚いたらそこの店でタクシーを聞いてくれと。それでここで降ろしたのか。

店は子供たちが店番をしていてタクシーを聞くと親に電話した。料金は片道1000ソムだと言われまたビックリ。1980年代ソ連製のジグリタクシーが来て、話したら往復1500ソムにまけてくれた。塩湖への道は少し東に行った所から入った。舗装なしの凸凹道で塩湖まで15キロ、30分くらいかかるという。ジグリの内部はボロボロだがエンジンは元気。途中、宿泊用のボズイ(移動式テント)やコテージが何棟か並んでいた。塩湖の入口で入場料を取られなかったのはタクシーが地元だからか。

14時10分塩湖着。湖の大きさは横400m縦200m位だろうか。中央の深さは20mから30mあるらしいが詳細は不明。水は地下から湧いて地下に流れていくそうで入る川も出ていく川もない。イシククリ湖まで500mほどだとか。しかし行って確認しなかった。家族連れが車で何組か来ていて体に湖の泥を塗った人や泳いでいる(浮いている?)人に頼んで写真を撮らせてもらった。

14時45分塩湖出発。運転手がどこからだと聞くから日本だと答えた。キルギス語の「サラーム」は日本語で何かと言うから「こんにちは」だと教えて日本人が来たら挨拶してほしいと伝えた。バス停まで送ってもらいボコンバエバから来た595番のミニバスに15時20分頃乗車。バルクチのバスターミナルに16時着。塩湖からのミニバス運賃は途中乗降車で100ソムだった。

 

8.ホームページ開設のお知らせ

キルギスに来て20年と以前書きましたが急にホームページ開設を思い立ちました。アドレスはwww.kyrgyz856.go.kg です。検索は通常の検索窓ではなくhttp//・・とある窓にhttp// を消して入力してください。まだ見る人がいないので通常窓口では出てきません。メニューでは以前のカルチャーショックシリーズや配信したキルギス昔話、キルギス詩人の作品、他に旅行先やビシケクの写真など見られます。上記の6、7はホームページ用記事でホームページには写真が付いています。

(キルギスのカルチャーショック第3部9 に続く)

キルギスのカルチャーショック 第3部7 

キルギスのカルチャーショック 第3部7     2019年6月 日配信

2019年4月~6月

キルギス20年記念の続きを少し。

1.動物の不思議な行動

①子猫が10キロ以上の旅を

知人の家に子猫が2匹もらわれてきましたが手がかかるので友達の家に頼むことにしました。行った先は車で30分ほどもかかる所でしたが何と子猫たちは歩いて戻って来たのです。行った先が嫌だったのでしょうか、途中車や野良犬の危険もあったのによく戻ったと驚いたり感心したり。

②元の家が恋しくて涙を流す犬

近所で犬が欲しいと言われ自宅の犬をあげた知人がいました。庭も広いし環境が良くなったはずなのに元の家に戻りたいと毎晩鳴いて涙も流すほどだったとか。ついに近所から返されて元気になりました。どうして狭い庭の方がいいんですかね。

③私の膝に乗って寛ぐ猫

知人の家に産まれて間もない子猫が拾われて来ました。撫でてやったらいつの間にか私の膝に乗って休むようになりました。最初はチョコンと乗っていたのに段々大きくなって私の太腿からはみ出す位になっても乗って来ます。落ちそうになると爪を立てて掴まるのでイテテ・・。

 

2.中央アジア日本語弁論大会

先日4月27日に第23回中央アジア日本語弁論大会が開催されたと聞き20年前の第3回大会を思い出しました。ちょうど私が来た年ですが大会を開催することになっているというので日本語教師が集まって打ち合わせをしました。打ち合わせ最初の話題はどうしてキルギスで大会を開催することになったのか、ということでした。どうも中央アジア大会はタシケントの大学がロシアのCIS弁論大会に対抗して第1回を実施、第2回はカザフだったので第3回がキルギスになったことがわかりました。

とにかく会場は民族大学、実施は4月下旬の土曜日と決め、会場横断幕の字は民族大学美術担当がメモ書きの日本語を見ながら拡大手書きするなどまさに手作り大会でした。当時まだ日本語教師会がなかったので大会開催を機に設立。大会前日まではポカポカ陽気で当日なんと雪が降って10cmくらい積もったのです。これはキルギスでの驚きの始まり、ショックの始まりでした。

 

3.大通りから見えるバザールは撤去された

モスソビエトと呼ばれるソビエト通りとモスクワ通り交差点に深夜営業のバザールがありました。2000年代の初めころ当事者の反対を押し切って撤去され警官隊と揉める様子がニュースで流されていました。それとミラ通りとアフンバエバ通り交差点近くにあったバザールもマナス通りとボコンバエバ通り角のミニバザールも撤去されました。大通りから見えるバザールは撤去ということでしょうか。キオスクも同様撤去され数が減りました。

(ここからはいつものシリーズです。)

4.腰痛予防

私は疲れると腰が重く感じ危険信号とわかるので休養します。ユーチューブでたまたまNHKの番組「試してガッテン」を見たら腰痛対策が出ていました。寝る前に4種類のストレッチ体操をすれば良くなる又は予防になるようです。詳しくは「試してガッテン 腰痛」を検索してご覧ください。

 

5.ロシア語のニエット

ロシア語で「いいえ」という意味で否定を表現する言葉「ニエット нет」があります。この発音は「ニエットゥ」が正しいですが「ニエッ」と語尾を「ト」それもはっきり言う例が多くなりました。テレビやビシケクの会話でもよく聞きます。モスクワ市民の間で使用が増えてきたからでしょうか。首都から地方に広がるのはどこの国でも同じですね。それとモスクワの「イーイー弁」というのがあって「ヤ」と発音すべき「я  ヤ」を「イ」と発音します。例えば「日本」は「ЯПОНИЯ」で「ヤポーニヤ」ですが「イポーニヤ」になります。モスクワ方言というわけです。

 

6.日本ではあり得ないテレビ番組

ロシアのテレビ番組で生放送番組や裁判番組を毎週放送しています。生放送番組では少女を妊娠、出産させた男が出演し少女の両親に張り倒され、一方、女性の子供は俺の子だと言い張る青年が出演し相手の青年にやはり張り倒されていました。裁判番組ではスタジオに裁判法廷を作り原告、被告が登場、本物の裁判官が判定を下します。争いを好まない、争いの姿を見せたくないという日本ではあり得ない番組でしょう。

 

7.幼児の勘は鋭い

市内の移動はバスやミニバスを利用しています。車内で親に抱かれた幼児が私の方をまじまじ見ていることがよくあります。どうもいつも見ている人とは違う、外国人のようだ、と感じているのでしょうか。ばー!と挨拶すると喜んでいます。最近、長距離バスに乗った時も同じことがありました。幼児の勘は鋭い、今日は外国人に会ったなどと考えているのか、どうなんでしょう。

 

8.キルギス文字、ロシア文字

キルギス語はロシア文字(キリル文字)を使っていますが ң、ө、ү の3文字多いです。ңは「ング」という音、өは日本語の「オ」の口腔内を広げた音、үは日本語の「ウ」に近いです。言葉を例示すると

жан(ジャン)は「心、気持ち」、жаң(ジャング)は「新しい」

тоо(トー)は山、төө(トー)はラクダ

уй(ウイ)は「馬」、 үй(ウイ)は「家」です。

発音をカタカナで表記すると同じになってしまいますが実際は違います。聞いてもいまだに違いがはっきり分からないので困ります。

 

9.今年は熱水停止が早かった

例年市内の熱水が1カ月供給停止しますが今年は時期が少し早かったです。私の記録では今まで5月20日前後から6月20日前後でしたが今年は5月6日前後から1か月でした。6月は暑くてシャワーを使いたいので早まったのは良かったです(私のアパートには電気温水器がないので)。変更になったのはどうして?来年もそうなのか?ご存知の方は教えてください。

 

(キルギスのカルチャーショック第3部8 に続く)

キルギスのカルチャーショック第3部6 

キルギスのカルチャーショック第3部6

2019年4月作成

キルギス20年記念第2弾です。1999年から今までに変化したこと、しないことを列挙してみます。

1.変化したこと

①車の渋滞、路上駐車が多くなった

市内の車は10倍以上になりました。最初の頃、ソ連、ドイツ、日本の中古車がゆっくり走っていて数は少ないし渋滞など起こらなかったのですが今では少し事故や工事があるとすごい渋滞です。古い車は地方へ売られたのでしょう。ビシケクでは新しい車がたくさん走っています。道路も凸凹だらけでしたが良くなりました。

②物価が上がった

下記の「キルギス七不思議」に物価の例があります。2003、04年頃までは同じくらいでしたが05年のクーデター以来上がりました。アパート家賃や不動産価格も高くなりました。アパート価格は1部屋が3000~4000ドルくらいでしたが今では10倍以上。

③町は明るく鮮やかに、高層の建物も

建物は灰色にくすんで夜は明かりが少なく歩くのに苦労しました。05年の出来事から鮮やかな色が登場しましたがけばけばしい色もあります。以前は高層(?)建築物はツムデパートとアパートが2棟ほどでした。買い物は個人商店やキオスク、後はバザールへ。やがてベータストアやキャラバン、ドルドイプラザが開店しました。

④外国企業の宣伝が急増

最初にテレビで聞いた外国企業の宣伝はコカ・コーラだと思います。さすが早い、一番乗りだと感心しました。

⑤外国人料金

ソ連時代の習慣?外国人からは割増料金を取るカフェやレストランが多かったです。そんな店は早く潰れましたけど今はもうないでしょう。

⑥夏はより暑く冬はより寒く

去年、一昨年は特に暑く寒くなりました。以前は40度の暑さが続くことはなかったし昼間のマイナス10度もそうです。もっとも昔は雪が1メートルくらい積もったそうなのでこれでも暖かいのかもしれません。

⑦キルギス語使用が多くなった

町の買い物などがロシア語主体からキルギス語主体になりました。ミニバスに乗ってロシア語で言うと「え!」と聞かれることが多くなりました。地方から移って来た人たちが多くなりキルギス語への意識が高くなったのでしょう。しかし育った環境からキルギス語は苦手と言うキルギス人は多いです。両親がロシア語で育ち学校もロシア語主体だとやはりそうなります。

⑧イスラム式服装が増えた

05年のクーデターはオシュ州出身の人たちが起こしました。オシュ州はウズベキスタンに国境を接していてビシケクよりイスラム教が厳格です。クーデター前後にビシケクに移って来た人たちが多いのでスカーフ、ロングスカートの女性が目立つようになっています。

⑨バザールは毎日の人出が多くなった

これも05年のクーデター以降人口が増えました。オシュからクーデターに参加した人たちはバザールで働いて決行の時期を待っていたそうです。そのまま残ったり地方から来る人たちも増えて人口が増加。平日は閑散としていたバザールは毎日にぎわうようになりました。キルギス人は遊牧時代の移動テントの感覚でアパート1部屋に10人近くが寝起きして生活するようです。この様式で親戚が集まって来ます。

⑩日本人会が設立、大使館、JICA事務所が

日本人会規約をみればわかりますが設立は2000年と思いました。当時の名簿には20人くらいしか登録してなかったですがその後大使館、JICA事務所が拡大充実して増えました。当初日本大使館はなく日本センターがアルマータの日本大使館への取次事務を行っていました。ビシケクの大使館は当初アッケメホテル内にありJICA事務所はゴイン向かいの建物にあったのを覚えています。

2.変化しないこと

①腹が出ている体型

肉食が原因で若い人でも腹が出ていて男性はズボンのベルトから肉がはみ出しているのをよく見ます。女性もどうしてと思うくらい太りますね。

②席を譲る

これはソ連時代の良い習慣です。バスで老人や幼い子連れなどにすぐ席を譲ります。

③運転手がタバコを吸う

室内で禁煙は良い習慣ですがなぜかバスの運転手が運転中に吸って乗客に文句を言われます。仕事中の労働者は吸ってもいいと言うことでしょうか。最近公共の場での飲酒を罰する法律ができたそうですが運転手の喫煙を罰する法律を作ってほしいです。

④ニュースは2か国語で

テレビニュースは同じ内容でキルギス語、ロシア語と2回放送します。インタビューに答える人が両方話せればいいですが片方だと翻訳されることになります。

⑤信号のない道路を横断

車が増え危険になったのに相変わらず道路を渡ります。私も同様に渡るようになったのは困ったことです。

⑥時間を守らない

キルギス人は半日単位で生活しているのでしょう。約束時間の5分や10分遅れは誤差のうち。時間を過ぎたので電話するとまだ家にいたりします。もっとも日本人が細かすぎると思います。色々な面で日本は世界的にみると特殊な国です。

⑦車の罰金

毎日見る道路警察(略してマイやガイと言います)の検問。昔罰金は20ソムで値上がりして30ソムになったのは知っていますが今はいくらなんでしょう。違法駐車を取り締まってほしいと言っても管轄が違うからだめ。

⑧エイズセンターの証明書

エイズセンターで検査して証明書を受け取る時に20年前と同じで手書きなので時間がかかる。受付はコンピューター入力しているのにどうして手書きなんだと。ソフトがないのか、もしかしたら証明書は手書きでないと無効となっているかも。大学の契約書類は手書きでないとだめですから。

⑨テストの答えを聞く

学校でも大学でもテストの答えを友達や何と先生にも聞く、教え合うことは変わらないです。テストの前は教え合っても当日も教え合うのは何か勘違いしているんじゃない?

⑩バザール商法

バザールなどでいつも同じところで買うと、どうせまた来るだろうということか悪い物を売ったりお釣りを品物で寄こすということはよくあります。そういう店はもう行きませんが日本とは大違いです。

⑪新しい店はできても

カフェや商店など新しい店ができても半年しないで閉店するのは相変わらずです。派手に宣伝して最初に儲けようとするので客は二度と来ませんね。どうなるかわからないから早く儲けようとするのはキルギス人気質でしょうか。

⑫大事なことを教えない、知らないと言わない

キルギス人に質問すると聞かれたことだけ教えて関係する大事なことは言いません。まさかこんなことを言わないなんてと後で驚くのです。それとソ連時代に知らないと言うなと教育したのでしょうか道を聞いても間違ったことを教えます。知らない、わからないと言えばいいのに。

⑬1カ月の温水停止

5月から1か月の温水停止は相変わらずです。5月はもう暑いのでもう少し早い時期にやったらどうかと思いますが。ソ連時代からでロシアも同様だそうなのでキルギスだけ止めることはなさそうです。

⑭歌手の口パク、テレビ番組はロシアのパクリ

歌手の口パクはロシアでもそうなので当分なくならないでしょう。テレビ番組ではタレントがサーカス演技をする、一般人が1分の特技をする、生放送の番組、最近では対談形式の番組をパクっています。形式は似ていますが予算も時間もないのでしょう内容がありません。

3.危なかったこと

ついでに危なかったことです。このシリーズで以前書きました。

1)頭上から街路灯が

2)トロリーバスを2回停めた

3)アパート大家が泥棒だった

4)クーデターの狙撃現場近くを通った

5)知人の飼い犬に噛まれた

 

4.キルギス七不思議

下記はこのシリーズの元となった文章でキルギス紹介のため日本にいる知人たちに送信しました。

キルギス七不思議

1998年8月に初めてキルギスに来てから、不思議だと思った事項です。  1999年10月

1.日本にもいるぞ、という顔がたくさん、でも日本語を話さない。

日本人と似ている、どう見ても日本人、という顔がたくさんいるけれど、キルギス語やロシア語で話している。不思議です。中国や韓国の人より日本人に似ているのは、どうしたことでしょうか。

2.日本にもあるぞ、という物がたくさん。

うどんに似た「ラグマン」、餃子に似た「マンティ」、肉まんに似た「サムス」、おこしに似た「チュクチュク」、炊き込みご飯に似た「プロフ」などがある。楽器のコムスは、三味線と同じ三弦楽器である。米では、オシュに近いウズゲンで作っている「ウズゲン米」は小豆色で、赤飯の色である。この米を見たとき、「赤飯だ」と叫んでしまった。日本人が赤飯にしているのは、これが原型ではないかと思う。

中国系ドゥンガン人の踊りは、盆踊りの手の形にそっくりだ。夏に食べる「アシランフー」は、冷しソーメンという感じがする。ドゥンガン人の作る麺は、手で引き伸ばしていく。ラグマンにはこの麺がよく合う。似ているものがたくさんあって、日本人のルーツを感じてしまう。

3.風が吹くと天気が変わる。気温の変化が大きい。

風は、いつもはあまり吹いていない。そよ風程度しか吹かないけれど、木の枝をゆするほど吹くときがあって、その後に天気が変わる。雨や雪になることが多い。風が吹くと桶屋がもうかる、ではなくて、天気が変わるビシケクである。気温は、昼間でも日が隠れると、10度以上気温が下がってしまう。夏では、昨日は40度、今日は20度で肌寒いことがよくある。

4.車道をどこからでも横断する。信号の間隔は短い。

交通量が多くないとはいえ、信号にはお構いなし、途中からでもどんどん渡る。日本と違って、人間優先だからなのか、また、車はゼイゼイ言いながら走っていて、スピードが出せないし、という条件があるからなのかわからない。母子が手をつないで、道路の途中から渡っていくのを見ると、親子心中かと思ってしまうのは、私だけでしょうか。

信号は、「青」から「青」の間隔が10秒ちょっとくらいしかない。「青」が点滅してから「黄色」に、そして、すぐ「赤」に変わる。人は「青」が点滅すると渡り始める。車は点滅すると停止する。間隔が短いので、このタイミングでないと反対側まで渡ることができない。途中で信号が変わってしまっても、道の中央で待っていれば、車は避けてくれるし、すぐ次の信号になる。渡りはじめのタイミングに慣れるのが大変で、最初は地元の人がいるときにしか渡らなかった。

5.食料品は安い。

大体、日本の10分の1から20分の1くらいの値段である。野菜など、きれいにして売ってはいないし、米はごみやシイナが混じっているが、じゃがいも、にんじん1k10円、トマト1k5~10円、米は1k75~100円くらいで売っている。乾めん1k40円、紅茶100g50円。

カフェで、二人で昼食を食べて300円くらいだろうか。ラグマン50円、ペリメニ70円、ナンと紅茶で10円、皿に肉とご飯で120円くらい。レストランは少し高い。食料品以外は、相対的に高くなる。それでも電気製品は、日本より安いものがトルコ、韓国、中国からたくさん入っている。

6.バザールは大小たくさん、キオスクはそこら中にある。

市場(バザール)では、朝市のような形式で食料、日用品、電気製品などを売っている。大きなバザールはルイノックと呼ばれていて、市内に四つある。小さなバザールは、あちこちにある。新聞、飲み物、パンなどは専門のキオスクがあり、交差点やバス停などにたくさん立っている。

7.ホテルの庭で、羊が草を食べている。

首都の大通り、日本でいえば新宿辺りを馬に乗った人が渡ったり、大通り脇の歩道で羊が草を食べている。田舎の雰囲気をたくさん残している。「イシククリホテル」の庭で、牛が草を食べていた。大学近くの歩道で、よく羊や牛が草を食べている。人が歩いているのに、街路樹をリスが行ったり来たりしている。こういう感じは、非常に好ましいと思う。アルマーティでは車や人が多くて、羊がのんびり草を食べるどころではない。

8.道路に穴が開いている。下を向いて歩こう

歩道の真中にあるマンホールのふたがなくなっていて、ぽっかり穴が開いている。それから、橋の踏み板が落ちていたりする。夜は明かりもなく暗いので、落ちる人もいるだろう。夜は特に、昼間でも下を向いて歩かないと危険。

9.町は、ひまわりの種で埋まっている。

歩きながら、ぽりぽりと食べている。最初は、何を食べているのかわからなかった。セミチカという、ひまわりの種を炒ったものを、歯で殻を割って食べる。

上手に食べるが、殻をそこら中に捨てていくのが困る。町が埋め尽くされるのでは、と思うほどだ。

(以上 キルギス七不思議)

5.カルチャーショック第1部 初回序文

以下は「キルギス七不思議」を元にこのシリーズを書き始めた初回序文です。きっかけは学生にキルギスで日本と違う所、驚いた所は何ですか、と聞かれたことでした。たくさんあるよと言いながらすぐには答えられずどうも生活に慣れてしまったなと感じたからです。書き疲れてこのシリーズが停まるとその都度刺激を与えてくれる人が現れて書き続けています。最初は日本にいる知人にキルギスを紹介するという観点で書き始めましたが少しずつ変化しています。

キルギスのカルチャーショックⅠ           2013年5月

キルギスに来たばかりの頃、七不思議として様々な驚きを書きました。十数年経って慣れて驚きが薄れてきたので、今までの驚きを思い出しながら改訂、加筆し、続編を書きました。生活や習慣は住んでいないと知り得ません。そんな内容を書いてみました。       (以上 初回序文)

 

キルギスのカルチャーショック第3部7 に続く

キルギスのカルチャーショック 第3部5

キルギスのカルチャーショック 第3部5                                    2019年2月~3月

今回は私のキルギス20年特集号です。2月にふと気が付いたのですが’99年にキルギスに来て20年経っていました。大使館の方に20年間日記を気温付きで書いていますとお話したらビシケクの気温を20年前と今と比較してほしいと大きな課題を頂戴しました。それで日記を読み返し四苦八苦して作成した次第です。

ただし気温の測定は自前の温度計をベランダの日影などに置いて測ったもので気象台などの資料ではありません。当たらずといえども・・という程度ですので。比較は2000年~03年と16年~18年の期間で12月~2月の冬期と6月~8月の夏期としました。FDにある99年の日記が古くてUSBにコピーできないので2000年からになります。それと夏などあちこち出かけてデータが少ないので一部省略してあります。

1.日中の月間平均気温(注釈をつけた以外はビシケク市内で測定)

2000年  1月不明        2月 5.4度    3月11度

6月29.4度     7月33.3度    8月データ不足

00年 12月 5.2度  01年1月データ不足    2月 6.7度

01年  6月31.5度     7月データ不足    8月データ不足

01年 12月 3.9度  02年1月 5.9度    2月 9.1度

02年  6月28.5度     7月データ不足    8月29.3度

02年 12月 1.1度  03年1月 7.5度    2月 7.8度

03年  6月30.1度     7月28.9度    8月29.5度

15年 12月 6.5度  16年1月 6.5度    2月11.6度

16年  6月27.5度     7月30.3度    8月28.3度(6月~ソクルク)

16年 12月 5.0度  17年1月 3.7度   2月4.2度(12月~アラミジン)

17年  6月31.2度     7月36.2度    8月33.1度(6月~ビシケク)

17年 12月 6.7度  18年1月 1.3度    2月 6.8度

18年  6月28.4度     7月34.2度    8月31.2度

夏は01年6月、17年と18年の7月、8月が目立って高いです。17年18年には38~40度が続きました。01年は35~36度が続き38℃の日はありましたが連続していません。

冬は18年1月が目立ちます。-10度が続きました。01年、03年も-10度の日はありましたが連続していません。

 

2.1999年から02年の出来事

ついでに1999年から02年の出来事を列記してみます。

1999年  4月第3回中央アジア日本語弁論大会 最初のキルギス主催

8月バトケン州日本人技師人質事件

市内のガスが全面停止(この年に限らず毎年2回、1回2週間ほど停止。国が輸入

代金を払えないため供給元が元栓を閉めるのです。これは何年まで続いたでしょうか。)

2000年  1ドル47~48ソム   アパート家賃は1部屋で月50ドル以下

デパートはツムだけだったのが7月にチュイ通りのベータストアが開店。入口が自動

ドアで感激しました。(ハイアットホテルもこの年営業開始?)

市内の銀行一行が倒産

2001年  1ドル49ソム前後

市内のガスが隣国輸入元から1カ月以上停止

市内の大通り沿いにあるバザールやキオスクが次々撤去された(モスソビエトに深夜

営業のバザールがありましたがこれも撤去)

4月マナス通り、5月チュイ通りの舗装工事実施

前年に続き銀行が一行倒産

2002年  1ドル46~48ソム

エルキンディック通り改修。歩道を改装し遊具やゴミ箱を設置

上記期間以外ですが

2005年3月  1回目の大統領追放クーデター(アカーエフ初代大統領を追放)

2010年4月  2回目の大統領追放クーデター(バキエフ2代目大統領を追放)

1回目、2回目ともベータストア、ドルドイプラザを始め市内の大型、中型店舗が略奪放火の被害に遭いました。2回目の後、臨時大統領に女性が就き3代目、2年後の選挙でアタンバエフが当選し4代目、現職は昨年の選挙で当選した5代目大統領になります。

3.物価

物価では99年当時のアパート家賃が旧いアパートなら一部屋月40ドル以下でした。この頃も商品の価格を付けていたのですがデータが見当たりません。記憶では砂糖1k13ソム、紅茶1箱100g15ソム、米1k15ソム、食用油1リットル25ソムだったかと。100ソムあれば使い出がありました。

手元のデータでは07年が一番古いですが砂糖1k25ソム、紅茶1箱100g25ソム、米1k30ソム、食用油1リットル50ソムです。アパート家賃1部屋で50ドルくらいです。

 

カルチャーショック第3部6 に続く

 

 

 

キルギスのカルチャーショック第3部4

キルギスのカルチャーショック第3部4      2018年11~12月

徒然なるままに・・の心境で書いているこのシリーズですが日本人会の読者?を意識して記事がだいぶ変化してきました。今回は食べ物の記事が多いようです。ここで訂正とお詫びです。前回第3部3の9.キルギスでは何が起こっても・・・の項で「西はチムール帝国」と書きましたが「西はコーカンド・ハーン国」の間違いでした。ちゃんと調べないといけません。

 

1.今日はお祭りです

日本語を話すキルギス人に祝日について聞いてください。これはどういう日ですか、と。答えは大体「お祭りです」と返って来ます。お祭り?うーん?となりますがキルギス語で祝日とお祭りは一つの言葉「マイラム」なのです。キルギス人の先生だとしっかり教えないのでしょう。祝日とお祭りを分けて覚えないといけない。

 

2.スターリン時代の闇

11月7日ビシケク市から南に行ったチョン・タッシという所で追悼式があり大統領がお悔やみの言葉を述べました。ここは1930年代スターリンの命令により殺された120人ほどのキルギス人(他民族もいた)を埋葬している場所です。スターリンは当時の社会的指導者を監禁し暗殺する命令を出したわけで作家チンギス・アイトマトフの父親も含まれています。これ以外にもキルギス全体で何千人以上もスターリン時代に行方不明になり帰らなかった人がいるようです。旧ソ連の各国で同様なことが行われ全体では4000万人が殺されたようです。

チンギス・アイトマトフの作品で登場人物がスターリンは死んだか、と待ち望んでいる記述があります。ソ連第一書記は何と終身制だったので反体制派を粛清し続ける恐怖政治を終わらせるには直接殺すか死を待つかしか方法がなかったのです。ソ連の国民がこぞってスターリンの死を待っていたのでしょう。現在、国家指導者の終身制は北朝鮮とトルクメニスタンだけですか。ところで毛沢東は6000万人を殺したそうです。上には上がある。

 

3.袋を息でフー

イスラム教では人の吐く息はきれいなものとなっているのかどうか。キルギス人、ウズベク人など店で品物を渡す袋を息で膨らめますね。パンや菓子などを買った時これをやられると顔をしかめてしまい買うのを止めようかと一瞬考えます。バザールなどではその日最初に売れた品物の代金に息を吹きかける、というか「プ、プ、プ」と唾を吐く真似をします。次も売れるようにと言う縁起担ぎの動作ですがこれを見ると人の息はきれいだと理解しているのでしょうか。

 

4.即席ラーメンの作り方

なんだ即席ラーメンか、となりますがされど即席ラーメンおいしくなる作り方はあります。特別な材料などを使うのではなく麺とスープを別に調理するだけです。しかしこれだけで随分違います。それと麺を茹でる時、湯が沸騰する少し前(30秒か1分か)乾麺を入れて麺に水を吸わせその分だけ時間を短くします。麺は麺、スープはスープで作って合わせる。これをお試しください。もうやっていますか。

 

5.マグロ刺身もどき

市内あちこちで塩漬けニシン(ロシア語はシリョウトカまたはシリョウトキ)が売られています。来たばかりの頃、三枚に下して塩抜きし刺身で食べるとマグロのようで美味いと教えられました。刺身に飢えていたので早速食べたらうーん!美味い。ただし骨が多いので頭、内臓を取ったら背骨を尾の方から頭の方に向けて取ると大きい骨は取れます。小骨はさらに取ることになります。それと塩抜きは2時間以上、水を流しながら浸けて置く必要があります。

他に冷凍シシャモ(ロシア語はモイバ)を開き、頭、背骨などを取って三杯酢に漬けてもイケます。これも骨抜きは尾の方から背骨を外せばいいです。ニシンはキロ160ソム位、シシャモは140ソム位でマグロブロックの1400ソムに比べてずっと安いです。ただし頭付きなので身はキロ300ソム以上になるでしょう。

 

6.日付が10.10.10

昔アパートの大家に家賃を払いに行って領収の記載をしてもらった時です。何気なく見ていたら日付を10.10.10と書きました。おー!そうか、今日は2010年10月10日だったのか。ロシア語、キルギス語の日付は「日・月・年」の順に書きますから日本語と逆になります。しかしこの日はどちらでも同じ数字が並ぶわけです。大家が来年は11.11.11があって再来年は12.12.12があると言いました。気が付かないで生活していたのは良くないと反省しました。

 

7.日本語の難しさ

日本語を学習する人にとって難しいことの一つに助数詞があります。1枚、2本、3台、4個など数字の後に付ける単位ですがロシア語にもキルギス語にもないので覚えるのは大変です。30や40はありますからこれは何を数える時にと分けて覚えるのは無理でしょう。まずは5種類くらいを覚えれば何とか。

日本語の上手な知人がいて外人とは知らせず日本人とメールをしていました。最初は気づかれなかったのですがある時「え、外国人?」と聞かれました。原因は助数詞で日本人なら間違えるはずがない所を間違えたのです。例えば「テレビを1枚」とか「リンゴを3台」という風に。普段使っているので気が付きませんが日本語は難しいです。

 

8.中国製品は重さでチェック

ビシケク郊外のドルドイバザールに輸入され市内のバザールや商店に出回る中国製家電製品。粗悪品、不良品、在庫品などが多くて買う時は余程注意しないといけません。中国に何年か住んでいた人から聞いたのですが中国本土では不良品を重さで見分けているそうです。例えば電気ポット。あまりに軽いのは材料が悪いから止めて少し重いくらいのを選ぶのです。軽いと板金は薄いしコイルも材質が悪い、ということです。全部に当てはまるわけではないですが中国製品は重さで判断するのが一つの目安かもしれません。

 

9.懐中電灯は枕元に

先日起きて明かりを点けたら暗いまま。電球が切れたかと思いましたがどうも停電のようです。いつも枕元に置いてある懐中電灯を点けてろうそくを探し点火。昔は停電が多かったので懐中電灯、ろうそくは常備品になっています。懐中電灯は充電式が使いやすいでしょう。乾電池式は電池が切れたり数が足りないとお手上げですから。もちろん忘れず充電を。

 

10.中国からの寄贈バス

もう10年位前でしょうか、中国から友好の証として大型バスが何十台も寄贈され市内各路線に配備されました。ちょうどいい路線バスがあったので利用していましたがいつの間にか来なくなりました。今運行しているのはたぶん7、21、35、38番の路線だけ。当初の半分くらいです。原因はバスがすぐ故障してしまい直す部品がないからであちこちの駐車場に放置されています。中国は廃車するバスを修理点検もせず寄贈したのです。これでキルギス人の中国嫌いがまた高まったかも。

 

11.熱水供給センターの責任者

ニュースでちょっと見ただけなので確かではありませんが通称「テツ тец」と呼ばれる熱水供給センターの最高責任者はロシア人でした。ソ連崩壊後独立したキルギスからほとんどのロシア人技術者が帰国し、その後釜にあまり知識のないキルギス人が就きました。しかし「テツ」は自前では稼働できなかった。責任者にはキルギス人しか任命されないと言う制度を作ったもののここだけは例外的にロシア人としたのではないでしょうか。ロシア人は技術をキルギス人に伝えなかったか伝えられなかった。設計・建設技術でいえばキルギス人がどの程度の技術を持っているのか疑問なので新しい高層建築物には住みたくありません。

 

12.アジの開きもどき

5.の項で書いたのとは別の食べ方です。塩漬けニシンの頭、内臓を取り除き開いて塩抜きします。背骨を尾の方から頭の方に向けて取るのはマグロもどきの時と同様。刺身より長い時間塩抜きしないと塩っぱくなるのでご注意を。次に天日干し、陰干しします。半日くらい干したらオーブンかフライパンで焼きます。これもなかなか美味いと思います。

 

13.しめ鯖

市内のバザールや魚の店で鯖(ロシア語はスクンブリア)を売っています。以前は魚と言えば塩漬けニシンかシシャモくらいだったのでインターネットで鯖やマグロを売っている店を見つけた時は感激しました。その後バザールでも売るようになったのは歓迎すべきことです。

鯖は解凍して三枚に下してから刺抜きなどを使って小骨を取ります。次にタッパーに米酢(濃度5%位 ゴインに売ってます)と砂糖少々、昆布少々を入れ漬けます。20分ほど置いて酢をこぼし後は冷蔵庫で熟成します。一晩おけば食べられますからお楽しみください。心配な寄生虫のアニサキスは冷凍輸送されてくるため心配ありません。厚生省の基準では-20度以下48時間以上の処理です。

 

14.キルギス語を習いましょう。

キルギスにいるのだから習うのはキルギス語、ですか。挨拶だけでも話せれば相手の印象が違います。ビシケクではロシア語の使用割合が多いですが地方に行けばキルギス語主体です。それにキルギス周辺に仲間の言語がたくさんあるので旅行でも使えます。カザフ、ウズベク、ウイグル、トルコ、アゼルバイジャンなどが兄弟語で30~50%位は共通になります。カザフ語よりトルコ語の方が近いような。

私もキルギス人の先生とキルギス語を習ったのですが教科書はロシア語で記載、先生は日本語を知らない、ということで頭がパニック状態になりました。まずキルギス語・ロシア語辞典で調べて次に露和辞典で引くので学習は進みません。少し慣れるまで半年くらい経ちました。若い頃ならもっと早かったでしょうけれど。

 

(キルギスのカルチャーショック第3部5 に続く)