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ビシケクから列車でイシククリ湖へ

ビシケクから列車でイシククリ湖へ        2019年8月
20年来の懸案?ディーゼル機関車の列車でビシケクからイシククリ湖東端の町バルクチに行きました。列車は6月中旬から夏期のみ運行で一日一往復のみ。7月までは週末だけ8月から毎日走ります。運行時刻は朝6時40分ビシケク発、バルクチ発は午後2時頃か(確認なし)、距離は約180k所要時間4時間30分~40分。時間がかかるし空調がないので暑くて仕方がないと昔言われ敬遠して来たのです。今回はバルクチから少し東のボコンバエフという町まで行きました。
(ビシケク~バルクチ案内図)

ボコンバエフ
鉄道路線の記載がないがほとんど道路と並行している。

8月4日(日)晴れ
ビシケクⅡ駅に6時20分着。事前にキップ購入について聞いたら窓口は6時でも開いていると言われ随分早く開いているのでびっくり。早速窓口でバルクチ行切符を69ソム(約100円)で購入し窓口左横の通路からホームへ。改札なし。ホームには予想以上に多くの人たちが列車を待っていた。運賃が安いから家族連れで出かけるのだ。

ビシケクⅡ駅 19年6月
ビシケクⅡ駅 19年6月

バルクチまでの切符バルクチ行切符 19年8月

乗車風景バルクチ行列車ビシケク駅 19年8月

車内は通路に座席があり反対側は寝台が上下二段に設置されている。石炭湯沸かし器があり利用できるしトイレがあったのは良かった。6時40分、列車は何の合図なしに突然動き出し以後細かく停車を繰り返した。7:55イワノフカ駅停車8:00発、8:25トクモク駅停車8:30発、9:15ブイストロフカ駅停車9:20発。これ以外にも短い停車あり。

石炭湯沸かし器

列車内 石炭給湯記19年8月

車内でジュースや茹でトウモロコシ、揚げパンなどを売りに来た。鉄道関係者以外の人も売っている。キップの検察があり見せたら手で千切られた。

車内販売バルクチへの列車内販売 19年8月 

ビデオ  車内からの風景と音

9:25ジリアルク駅停車9:40発。このあたりから上りになり速度は落ち10:15峠の駅停車10:20発。10:30チュー川を横切り川は右へ。11:22バルクチ駅着。駅前は何十台ものタクシー、ミニバスが客を待っていた。

バルクチ駅 駅舎バルクチ駅 19年8月
駅から歩いてミニバスが通る街道へ出てバスを待ったが通らない。バルクチのバスターミナルに行き乗らないとダメだったのだ。これは予定が狂った。ターミナルまでタクシーで20ソム(約30円)1分で着いた。聞いたらボコンバエバ行きミニバスはいつ来るかわからないというので乗合タクシー(150ソム)に乗車12:15発、13:40ボコンバエバのミニバス乗り場(ターミナルか)に着いた。

CBT案内所ボコンバエバ 建物中央がCBT事務所19年8月

お昼を食べようと店を探したら横にCBT案内所があったので(写真中央)ゲストハウス「クララ」を紹介してもらった。案内所の裏通りにあるらしいがタクシーを勧められたので乗ったらほんの1分で着いて50ソムと言われた。これでは20ソムだと言ったらタクシー会社の規定で市内はどこへ行っても50ソムだという。CBTの案内は不親切だ。

ゲストハウス クララ 入り口

ボコンバエバ ゲストハウス入口 19年8月

ゲストハウスは綺麗でシャワー室、トイレが1か所ずつ、シャワー・トイレ兼用室が1か所ある。4人、3人、2人の部屋があり食事は大テーブルで食べる。朝食付きで700ソム、無料WIFIがあるのは助かった。最初の客は私だけだったが何故か日本人が投宿。氷河の調査に来ていた新潟大学の教官と学生で明日はビシケクに行くという。こんなところで日本人に会うなんてとお互いにビックリした。

8月5日(月)晴れ 30度C  朝15度
朝は涼しくビシケクより15度位低い。8時新潟大学の人たちと朝食。私は先にバス乗場へ。タクシーにボズ・サルクン~パノラマ~ボコンバエバはいくらか聞いたら1500ソムという。昨日聞いたら1200ソムだ(これは本当)と言ったらその値段になった。9時半発、10時ボズ・サルクン着。キルギス映画「ボズ・サルクン」(直訳は灰色の冷気、意訳は変化の予感?キルギスの花嫁誘拐婚を題材にした映画)の撮影があったボズイ(テント)や草原を所有者に教えてもらった。映画監督とは知人だそうだ。

映画に使用したボズイボズサルクン 映画に登場したテント19年8月-2

向かいにあるパノラマ台へ10時半発、同45分登り口着。30分ほど歩いて登りパノラマ台に着きイシククリ湖を展望。来る途中、馬で下って来るグループがいた。後で運転手が言うにはボコンバエフ市内のホテルのツアーで一日かけてホテルから乗馬で往復するそうだ。

乗馬旅行者 パノラマ 旅行者19年8月

イシククリ湖展望パノラマ台からイシククリ湖19年8月

11時45分タクシーに戻ってボコンバエフへ。戻る途中2人の旅行者を乗せた。持ち金が少ないらしく運転手は2人で500ソムと言ったが240ソムと格安になった。12時20分ボコンバエバ着。 運転手にマンジェル・アタ(願掛け母神)、スカースカ(奇岩)、タムガ(抑留者資料室)からボコンバエフに戻るといくらか聞いたら2000ソムというので頼むことにした。13時カフェを出てマンジェル・アタへ13時15分着。街道からの入り口がわかりにくい。マンジェル・アタと書いた湧水の近くにウマイ・エネと書いた湧水があった。どちらも塩水でマンジェル・アタの方が濃い味だ。地蔵のような石か何かあるのかと思ったが何もなかった。女性が何人かボズイ(丸いテント)に入って行った。そこで子供や健康のことを祈ってもらうのだ。外で祈祷らしい声が聞こえた。(ウマイ・エネの伝承は当ホームページ キルギスの昔話その4 第6話を参照)

マンジェル・アタ入口マンジェルアタ 入場口19年8月

マンジェル・アタ13時50分発、スカースカ駐車場に14時20分着。入場門で私の入場料50ソムを払った。奇岩地帯は板のような赤い岩が2枚並んで200m以上つながっていて間を歩かれるようになっている。しかし歩く通路は高低差があり砂があって歩きにくい。暑いし疲れたので途中で脇道に出て写真を撮り最後までは行かず帰って来た。

頂上に人が 奇岩地帯スカースカ 奇岩地帯3 19年8月

人が見えますか 奇岩地帯2スカースカ 奇岩地帯2 19年8月

15時30分駐車場発。16時15分タムガの軍人用保養所着。タムガ村の隣のバルスコン村にある。20年前に来た時の入り口のままだったので様子を思い出した。日本人の資料室を聞いたら入場門を入りすぐ右に曲がり途中をまた右に曲がった奥にある映画クラブという建物二階にあった。たまたまカギを持っている女性がいて開けてくれた。帰りに抑留者が建てたという診療棟、食堂を見て向かいにある桜も見た。桜は何年か前のシンポジュームの際に日本から持って来たそうだ。

日本人が建設した食堂タムガ 抑留者建設食堂19年8月
16時30分保養所発、17時30分ボコンバエバ着。CBTでB&Bを聞いたがわからなくて昨日のゲストハウスに向かった。今日はあちこち回って疲れたので早く寝てしまった。
8月6日(火)晴れ ビシケク40度c  朝ボコンバエフ15度C
8時朝食後バス乗場へ。ビシケク行のミニバス代250ソムを運転手に払って9時発。バルクチターミナルは寄らずに通過、10時過ぎドライブインで休憩。ビシケクが近くなったら急に暑くなった。12時30分西バスターミナル着。運転手は結構飛ばしたので早かった。       (この項 写真、ビデオは大滝による)

バルクチ旅行記19年5月

バルクチという町に行きました                       2019年5月

 

 キルギスの東方標高1600mにあるイシク・クリ湖。この名前はロシア語でキルギス語はウスク・クル(熱い湖という意味)です。塩水湖なので冬季も凍らないため名付けられたのです。東西160k、南北70kあり琵琶湖の約10倍の広さ、最深部の深さは700m、水は流れ込んでも出ていく川がありません。今回は湖の西端にあるバルクチという町に行きました。ソ連時代はルイバチカと呼ばれ今の名称バルクチはキルギス語、どちらも漁師という意味です。

5月24日(金)晴れ

 13時40分 ビシケクの西バスターミナルからミニバス508番で出発。バルクチまでは230ソム(約350円)。まず北に向かいカザフとの国境チュー川沿いを東へ。トクモク、ケミンを過ぎバルクチが近くなるとビシケクから延びている鉄道線路(単線ディーゼル機関車で運行)と合流する。16時20分バルクチのバスターミナル到着。タクシーに乗ってアパートの部屋貸しをしている「ベック」という宿へ。タクシー代は100ソムと言われて払ったが宿で聞いたら50ソムが普通らしい。観光客に高く請求するから注意しよう。言われた半分に値切る方が良い。宿は予約なしで飛び込みだがまだ寒くシーズン前なので客は私だけ。2人部屋素泊まりで300ソム(約450円)シャワー、トイレは共同。近くのカフェに入ったらアルコール類を置いてないのですぐ出た。次のカフェも同様なのでアルコールなしで食べることになった。

バルクチ バスターミナル
バルクチ バスターミナル
宿, バルクチ
宿, バルクチ

5月25日(土)曇り、一時雨

 朝9時宿を出てタクシーでバルクチ駅へ9時半着。客車の運行は6月中旬からなので人も車もいない。閑散として駅舎の前で羊が草を食べているのどかな風景。風が冷たかった。

バルクチ駅
バルクチ駅
バルクチ駅, 内部
バルクチ駅, 内部

  

 タクシーがいないので来た時のタクシーに言って来てもらった。湖近くの宿を探したが夏に向け修理中、シャワーがないなどで保留。ゲストハウスに寄ったら700ソムと高い、別の宿は900ソムだったので昨日の宿へ逆戻り。

 荷物を置いて湖へ歩いて出かけ写真を撮っていたら家族連れがいたので撮らせてもらった。船着き場の方へ行ったら子供たちが話しかけてきたので写真を撮った。バルクチは長袖で上着を着ても寒い。気温は20度以下。

       

バルクチ, 湖に来ていた家族
バルクチ, 湖に来ていた家族
  宿の近く公園で
宿の近く公園で
マナス吟遊詩人像と子供たち
マナス吟遊詩人像と子供たち

5月26日(日)朝雨 曇り

 朝、昨日のタクシーに来てもらってバスターミナルへ。料金所がないそうでバス代は直接ミニバス運転手に払った。来た時は230ソムだが帰りは200ソムなのはどういうわけか。9時半508番ミニバス発。途中休憩なしでビシケク西バスターミナルに11時40分過ぎに着。帰ってきたら暑くて大変。