カルチャーショック 第 2部 3

キルギスのカルチャーショック第2部 3

(2017年12月~2018年1月)

10月に再開したらいろいろ出てきました。何かをしている時頭に浮かんでくるのでメモで きなくて忘れることが度々です。なお項目の番号は便宜的なもので話の順番ではありません。最後から読んでも問題なし。

1.豆腐、納豆を再開

2015年5月に豆腐納豆を休業しロシアに行く予定でした。これは中止したものの納豆な

ど再開は考えませんでした。もう作る体力気力がなかったからです。今年4月お客様にイベ

ントでお会いしたらやはり納豆がほしいという希望が。しかし作る気力が出てきません。し

ばらくしてやっと試作でき5月からわずかながら配達を始めています。

 

2.知らないと言ってはいけないのか。

学生などキルギス人に何々について知っているか、と聞くと一応答えが返ってきます。しか

しとんでもない、どう見ても違うだろうという答えもあります。大学の授業で欠席の学生に

ついて聞くと「病気です」とすぐ答えます。しかし病気の学生が息を切って入ってくること

はよくあります。

知らないと言えばいいのに何か答えないといけないのか。これがソ連時代の教育なのかキル

ギスの習慣なのかわかりません。相手の答えを信じる、信じないは自己責任。どうもおかし

いと思ったら別の人に聞くことです。

 

3.キルギス人は頼むときだけ

学校のイベントや自分の用事で手伝ってくれと言われ何回か打ち合わせします。しかし後は

何の連絡も来なくなります。予定はどうなったのか、もう終わったのかなど考えますが後で

聞くと予定が変わってやらなくなったと。それなら連絡しろと言っても意味が伝わらない、

手伝う必要がないのにどうして連絡するのかというわけです。必要があると何が何でも連絡

してくるのに。

このことは何人かのキルギス人で経験したことなので大半のキルギス人はそうだと思います。

キルギス人に頼まれた時は眉唾で聞いて必要ならまた言ってくるさと、真面目に準備しない

ほうが賢明です。とにかく、あちこちに声を掛けまくりますから。

 

4.オリジナル製品だって?

豆腐を毎日作っていた頃よくミキサーが壊れ何台も買い換えました。あるときバザールでオ

リジナル、と書いてある店があり値段を聞くと7,8割高い。どうして高いのか聞くとオリ

ジナルだからと言います。えー!他で売っているのは偽物なのか?長く使えればいと試しに

買ってみたら何か調子がいい。

その店で何回か買いどこから仕入れているのか聞いてみました。会社の工場ではないが信頼

できる工房で作っているとか。安く売っている製品は家内工業の製品でしょうか。

 

5.両替した金が足りない

これは気を付けた方がいい事項です。オシュバザールに私設両替所が並んでいる一角があり

ます。銀行よりレートが良いので利用してみました。なぜか高額紙幣ではなく細かい札で寄

越します。数える計数機はないかと聞くとないという返事。仕方ないので何十枚も数えて疲

れましたが1枚足りない。もう一回数えても足りない。店の人に数えてもらったらやはり足

りないので追加してもらいました。

別の日に別の店で両替した時もやはり1枚足りないのでこの一角の全部の店は誤魔化してい

るのです。表示レートが高くても受け取るのは少額です。近くに銀行があるのでそちらを利

用しましょう。

 

6.ウオッカを飲め飲め

ソ連時代にロシア人が移植してくる前、キルギスのアルコールは小麦粉を発酵させた「ボゾ

ー」という度数が低い物でした。それがウオッカになりロシア式に小グラスで何回も乾杯す

る様式に変わりました。キルギス人はウオッカにすっかりなじんでしまい、飲め飲めの強要

が浸透しています。そのためアル中も多く仕事せず飲んだくれ入院する男は後を絶ちません。

離婚の原因にもなります。

 

7.運転免許は買え、卒業も買え

来たばかりの頃聞いた話ですが車の免許は自動車学校か教官に金を払えば練習しなくてもく

れるというのです。自動車学校は校内での練習場はなく教官との路上練習なので教官に払う

のでしょう。免許を持っているのか?と思うような運転をする車を見かけますが金で買った

人かも。

それと学校や大学で勉強しなくて成績がひどくても金を払えば卒業できます。金で買った卒

業生が多くなってキルギスはどうなるのか。通常授業でも成績を盾に金を要求する教師が多

いとか。教師はある意味特権階級ですから親はしぶしぶ払います。

すっかりキルギス化した日本人が学生に金を要求する事態にならないことを願っています。

 

8.電信柱の下を歩かない

市内の電柱は細いので斜めに支えがあります。電柱と支えは三角形を作りますがこの間を歩

いてはいけないと聞きました。いわゆる迷信か何かで歩くとどうなるかは知りません。

町で観察すると皆通っていて私も知らずに。ある地方だけの迷信かもしれません。

 

9.やはりキルギス人は気まぐれ

今のアパートに越すとき前払い金と予定より1週間早い引っ越しを要求されました。なぜか

と言えば、以前借りると言った何人ものキルギス人は来なかったからだそうです。引っ越し

まで2週間も待っていて来なかったら困る。その間に別の借家人を探せるのにというわけで

す。私は日本人だから借りると言ったら必ず来る、と言っても納得しません。それで家賃の

前払いと少し早い引っ越しをしました。

それと最近、前日のタクシー予約はできないと知りました。朝早く出かける用事があったの

で前日予約を知り合いに頼んだらできなかったのです。前日予約してもキルギス人はいない、

というのが理由。口では必ずいると言ってもどこかに行ってしまう、これは私も知っている

ので納得しました。日本人なら必ず待っているのにキルギス人は1日先の予定もないのです。

 

10.ベータ・ストアで社員の贈り物が盛ん

ビシケクにあるベータ・ストアーのことでだいぶ前に聞いた話です。トルコ人社員は気に入

ったキルギスの女性従業員に贈り物攻勢をして自分との男女関係を迫るそうです。願い通り

になる人もいるし贈り物が嫌で辞める人も多いとか。この贈り物攻勢はまだ続いているの

でしょうか。トルコ人は手が早いから。

キルギス人でも金持ちはやはり贈り物攻勢をして自分の第2婦人になどと口説きます。第3

婦人(第4婦人か?)まで認められているのであちこちで行われていることでしょう。

 

11.カザフ人は親切

一人で2回ほどカザフのアルマータに行きました。カザフ国境で教えてもらった宿をアル

マータのバスターミナルで聞きました。聞いた相手はタクシー運転手と思ったら待っている

人でタクシーは高いからと走っている車を止めてくれました。

それと次の朝バス停で女性に道を聞いたらなぜかバス代をくれました。日本人だと言ったか

らかどうかわかりませんが。

次に前回の宿に行ったら閉まっていたので近くのホテルに寄ったら高い。安い宿を聞いたら

探してタクシーも手配してくれました。そんなことでアルマータは気に入っています。

カザフ人は日本人並みに親切です。

 

12.テレビニュースに映りました

1回目は、街路樹に人形など打ち付けてあって面白いなとカメラで写していたらちょうど近

くにいたテレビカメラに映されました。2回目は、芸能人がサーカス演技に挑戦するという

ロシアのパクリ番組の撮影があって知り合いと見に行った時観客席にいた姿を映されました。

もう1回あったのですが忘れました。

どれも自分では気が付かず人から教えられました。テレビカメラで見るとこんなところに外

国人がいたというのがわかるのでしょう。

 

13.明けまして・・・ありがとう

キルギス人やロシア人に新年のあいさつをすると「ありがとう」という返事が返ってきます。

新年の挨拶も「誕生日おめでとう・・ありがとう」と同じ受取り方ですね。そうすると日本

語で言わないほうがおかしいのか。新年以外のおめでとうは「ありがとう」で返しますから。

もっとも誕生日などは個人の祝い事、新年は暗く寒い冬が終わり、春が近づくみんなの祝い。

「明ける」は「開ける」、暗い季節が明るく開けていくみんなの祝いだから「ありがとう」

は言わないのでしょう。

14.カザフの店が続々

最近アルマータに行く機会があり、町を歩くとあれ?ビシケクにある店だと言うのが目につ

きました。電化製品の「テクノドーム」「プラネータ」「スルパック」、スーパーの「アル

ザン」「アルマ」、カフェの「ナバット」などです。みんなカザフの店だったのか。

 

15.車のナンバープレートが変更に

2年ほど前から新しく登録した車のナンバープレートが形式変更してロシア式?になってい

ます。以前は最初にアルファベットでビシケクや州の頭文字、ビシケクはB,チュイ州はS,

イシククリ州はIなどがあり次に4桁数字でまたアルファベットでした。

今度は左が2段書きで上に01.02などの分類番号で下にKG、右は3桁数字と3個のア

ルファベットが書いてあります。

ビシケクの車は私が知っている時期からは10倍以上に増えました。以前は交通量が少ない

ので渋滞などなかったですから。

 

16.2年前マナス空港で貨物機事故が

事故では香港発ヨーロッパ方面行のトルコ国空貨物機が着陸時に滑走路を大幅に越してしま

い周辺民家に突っ込み多くの家族で犠牲者が出ました。貨物機は燃料が足りないことに気づ

き中央アジアの空港に臨時着陸の許可を求めましたが他の空港で断られマナス空港へ着陸。

それが大事故になってしまったのです。

しかし燃料が足りなくなったと聞いても理解できません。出発に際し燃料を確認するなどは

基本的なことです。予定外の航路を通った訳でもないしどうしてでしょう。

昨日(1月14日)テレビで追悼モニュメントの除幕式を放送していたので書きました。

17.100円ショップは便利

キルギスでは50ソムショップ、日本でいえば100円ショップ、関西では100均ですか。

各バザールに店があり生活用品が結構揃うので利用しています。特別な商品は100ソム、

300ソムなどで売っています。

この商品はどうやって来るのか。まさか密輸品では。キルギスへの輸入品は陸路大型トラッ

クで運ぶので運転手の余禄用に税金を払わない商品が混ざっています。バザールで「即売」

と書いて売っているのはこの商品です。さて50ソムショップはどうでしょうか。

 

18.隠れたバザール

ビシケク市内にある大きなバザールはオシュバザール、アラミジンバザール、オルトサイバ

ザールの三つですがオシュバザールに隣接して小さなバザールがあります。名称はベレケッ

トバザールでオシュバザールの西側道路とアラミジン川との角にあります。

目立たないのでビシケクに長くいる人でも知らない人が多いでしょう。中に入ると通路は迷

路で縦横斜めに交差しているため少し歩くとさっきの店に戻れない。最初の頃は出口もわか

らなくなりうろうろしました。ここで電化製品はないものの生活用品はオシュバザールより

安いです。

カルチャーショック第2部 4 に続く

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