キルギスのカルチャーショック 第3部 1

キルギスのカルチャーショック 第3部 1      2018年10月

このシリーズがいよいよ第3部に、第2部途中からキルギス情報という内容が多くなりました。頭に浮かんだ事柄を書いているので話題は統一されていません。頭が書くことに疲れたら休刊します。今回はなぜか酒の話題が目に付きます。

 

1.10月と4月は部屋が冷える

最近いらっしゃった方にお知らせです。今年はなぜかまだ暖かいですが市内の集中暖房は雪が降るまで入らないので、10月はアパートが冷えてきます。一雨、二雨降れば気温が15度位下がって冬に入ります。暖房器はオイルヒーターが安全で1500ソム位と思います。

年が明け3月に集中暖房が停まりますが外はまだ寒いのでこの時もアパートが冷え電気暖房器の登場となります。

それと5月の1カ月間お湯が停止するのも困ります。電気温水器の切替えを大家に聞いてください。

 

1-1.10月には雪が降る

上記記事の補足です。私はキルギスに来てから日記をつけていますがそれによると初雪は

2017年9月30日(この日はちらついただけ2回目は11月19日)、

2016年10月14日(郊外のアラミジン地区で)

2015年10月22日、   2014年10月27日、   2014年10月27日、

2013年11月20日、   2012年10月18日、   2011年10月28日、

2010年10月21日、   2009年11月 9日、   2008年11月11日、

2007年11月 9日、   2006年11月21日、   2005年11月14日、

2004年10月15日

もっと前もありますがここ15年で10月末までに降ったのは8回(9回かも)確率50%以上、見かけの暖かさに惑わされないようにしましょう。8月は夏、9月は秋、10月は冬です。

 

1-2.春分、秋分の日の楽しみ

ビシケクの東西道路、大通りのチュイ通り、アフンバエバ通りやそれに挟まれた中規模道路は真東から真西に向け造られています。それで春分、秋分の日にこれらの道路から日の出、日の入りを見ると道路端から上り道路端に沈みます。早起きするか夕方忘れずに観てください。

2.日本食カフェ

ビシケク最初の日本食カフェは10年位前に開店した亙(わたり)でしたが残念ながら閉店しました。何年かして新たに3軒開店。それが2軒閉店してしまいました。最近ソビエト通り・アフンバエバ通り交差点からソビエト通りを少し下った所に「のぶのカレー」が開店したのは朗報です。カレーやオムライスが美味しいそうです。日曜は閉店。

 

3.キルギス製本革ベルト

バザールで買ったベルトは薄い皮を何枚か貼ってあるので弱くて切れそうになりました。近くの店に持っていったらキルギス製のベルトがあると言われ中国製ベルトより高いが牛の一枚皮で何年も持つと言います。早速使っていますが使いやすいので満足しています。バザール製品は250ソム、キルギス製は700ソムなので長く使えれば割安です。

 

4.健康体操

体の各部は仕事や家事で動かしていると思っても限られた部位を同じ方向に動かしています。動かさない部位は硬くなり肩こりなどの症状が出ます。下記のような運動で普段使わない部位を動かしましょう。説明図がないのでわかりにくくてすみません。

  • 昔ギックリ腰をやった時、骨盤を動かす運動をマッサージの先生から教えられ今でもやってます。立ち位置で肩幅に足を広げ少し膝を曲げ、手を腰に当て骨盤をゆっくり左右、前後または回転運動をさせます。ギックリ腰の予防に効果あり。
  • 肩甲骨の周辺はあまり動かさないので周りの筋が硬くなると良くないと雑誌にありました。雑誌に載っていたのは立っても椅子に座ってもいいですが両手を両耳に着くようまっすぐ挙げ、次に肘を真横に肩の線まで下します。次に両手をそのままの形にして顔の前で合わせまた戻し、また合わせる動作を2,3回します。もう一度最初のように耳の横まで手を挙げ、これらの動作をゆっくり数回繰り返します。横綱土俵入りのポーズに似ています。
  • 脚の腿は普段、前後には動かしても左右には動かしません。硬くなるので運動が必要です。立っても椅子に座ってもいいですが両膝を左右に開閉して動かします。このとき両手で膝を掴み膝の動きを抑えるような力を加えます。
  • これは体操ではないですが、ジュースなどの空瓶を床に倒して脚の裏で瓶を転がしツボを刺激します。簡単で結構気持ちいいです。

どの運動も1回にたくさんではなく1日に何回か短時間行うのがいいでしょう。余談ですが相撲土俵入りの型は健康体操から始まったと聞いたことがあります。上記①の型はないですが②はあります。③も四股で動かすのと似ています。何となく納得。

5.包丁の添え手は猫の手で

キルギス人の家や料理講座を手伝ったときに包丁の添え手を見たら危ない。日本では「猫の手」の形にしなさい、と指先を曲げるように教えますがキルギス人は伸ばしたまま。危ない、指を切るぞ、と言うと切ったことがある人も多かったです。こんな使い方は世界中でキルギスだけだと言っておきましたが直してくれるかどうか。

 

6.母親は14歳

ロシアのテレビで生放送番組があります。以前、ロシアで14歳の女の子が出産とありました。これは日本のテレビでも人権問題として取り上げられたそうです。女の子の近くの村に住む男性がインターネットで知り合ったとか。番組には女の子の両親と問題の男性が出ていましたが両親はしっかりした人たちに見えました。父親は浮浪者のようなその男性を張り倒していましたね。キリスト教国なので出産するしかない。

 

7.サッカーリーグの選手交代で

キルギス国営放送のスポーツ番組チャンネルがありイギリスや、イタリアのサッカーリーグ戦を流しています。選手は刺青ばかりと書きましたがもう一つ気が付いたことがあります。それは交代で入る選手の仕草です。キリスト教徒は芝に触れ胸で十字を切り、イスラム教徒は両手で天を仰ぐようにします。日本人、韓国人は・・何もなし。

重量挙げの大会でタイかどこかの選手は両手を合わせ拝んでいました。国際試合では日本人もこうする様にしますか。

 

8.一升瓶を、マグロブロックを、機内に

今では信じられないですがニューヨークの貿易センタービルテロ事件が起こる前はこんなこともできました。日本からキルギスに帰る時、土産に持っていけと勧められ一升瓶や生のマグロブロックを機内に持ち込んで持って来たのです。

マグロブロックは、どうせどこかで没収だと思いスーパーのビニール袋に入れ手に提げて行きました。X線検査も通過し機内へ。次には没収だと考えているうちにあれ!キルギス到着。冬の時期でしたがさすがに周りは白っぽくなったものの少し削ってマグロ丼で食べました。美味かった。

一升瓶はナップザックに入れ機内へ。これも無事ビシケクへ着き皆で飲みました。そんなわけでテロ事件を憎む程度が強い私です。

 

9.オリンピックのボランティア

赤字続きだったオリンピック運営を黒字に転換したのはロサンゼルス大会だったはずです。主催者はボランティアを大募集、市民や多くの人たちが応募しました。式典担当の人は制服を自費で買ったと読みました。制服も良い思い出になったことでしょう。

2020年の東京オリンピックもボランティア大募集ですが自己負担は20万円になる?開催が決まってから災害続きの日本なので財政が厳しい、ボランティアに頼るしかない。

 

10.「う」がありますか

日本語を学習する学生などが単語を書く時に必ず質問するのが「う、がありますか。」。たとえば「こうえん」と言った時「う」を書くのか書かないのか、ということです。日本人は慣れていますが日本語学習者にとって難しいです。同じ「お」の発音でも「空港」は「う」、「通り」は「お」になるのも難しい。

 

11.寿司バーの日本酒は

昔ですが韓国系の販売店で日本酒があるけど買わないかと言われました。量り売りで1リットル500ソムだったと思います。喜んで飲んだらどうも味が・・料理酒でした。販売店の隣の寿司バーで出してるのはこれでしょう。

これも昔、キエフ通りビシケクパーク近くの酒店で「SAKE」と書いてある瓶を見つけました。メーカーがCHOYA(蝶矢)とあるので期待できないと思いつつ買いました。4合瓶で1400ソムだったか、高い!しかしこれも料理酒でした。先日この店に行ったらまた蝶矢の酒がありました。純米酒と書いてあっても料理酒かと。値段は1550ソムに上がっていました。

アルマータで飲んだ月桂冠純米酒は50ccで300ソム、高い!日本酒は自分で作るしかないのかも。しかし日本酒の仕込みは難しいです。どぶろくを造って失敗した経験あり。ワインは簡単なので次の項で書きます。

 

12.自家製ワインのお勧め

添加物なしのワインをお楽しみください。手間を惜しまなければ簡単です。ブドウ1キロで700ccくらいのワインができるはずです。ブドウをつぶす時、茎や種はそのままでも取り出してもいいです。そのままは味が強く、取り出すと柔らかくなります。

まず材料は①熟した赤ブドウ1~2キロ位(種ありは味が強くなります)②パン酵母(イースト)一般の店で売っている物で可③砂糖200gくらい④大型タッパー⑤広口瓶1個(2~3リットルの物)⑥漉し布、ガーゼ大⑦漏斗

作り方  ①ブドウをタッパーにいれ手でつぶす。 ②砂糖を加え混ぜ、次に酵母を小さじ一杯くらいふり掛ける。 ③蓋をしてなるべく涼しい所か冷蔵庫に置く。 ④翌日か次の日、酵母が働いて泡が出ているか確認する。泡が出ないと不活性酵母なので別の酵母を買いふりかける。 ⑤一日1,2回全体をかき混ぜる。 ⑥一週間くらいして泡が出なくなったら漉し布で広口瓶に絞る。 ⑦沈殿物が溜まるので一週間に一度、上澄みだけ移し替え沈殿物を捨てる。 ⑧これを4回ほど繰り返すときれいな赤ワインのでき上がり。

 

13.ロシアドラマとウオッカ

ロシアのテレビドラマや映画にウオッカを飲む場面がよく出てきます。友人を会社に訪ねて行ったら友人が職場の机から瓶を取り出し乾杯。これが警察などの職場でも出てきます。一般家庭なら当然ウオッカかサマゴン(自家製醸造酒)の登場です。ロシア人とウオッカは切っても切れない関係でしょう。しかし飲みすぎて平均寿命に影響するのではと心配するほどたくさん飲みます。キルギス人のアル中が多くなったのはロシア人の影響。ドラマや映画に働かず飲んだくれる男がいつも登場します。

 

14.新築アパートもトラブル続き

仕事で赴任され新しく建設されたアパートに住んでいる方から苦情をよく聞きます。それは停電が多い、給排水に問題がある、など基本的な問題ばかり。施工に安い中国製品など使っているか技術が悪いか。ソ連時代に造ったアパートは老朽化でトラブルが多いですが新しいアパートで問題とはキルギスの技術がないからでしょう。

 

15.慣れは怖い 道路の渡り方

最初の頃、信号のない道路を渡るな!と書いたのに今では自分が渡っています。なるべく信号を渡っているものの車が少ないと、つい。信号で止まったバスから降りて反対側へ渡ることもあります。運転手は皆渡るのを承知しているのですが、よそ見している運転手もいるかもしれません。私を真似しないようにしましょう。

 

16.犬は好きですか

学生から「犬は好きですか」と聞かれ、好きと答えたら行きましょうと出かけたのは犬の肉を出すカフェでした。犬肉のサラダ、焼き犬肉など食べましたがタレで食べるので味はよくわからないまま。行ったのはだいぶ昔。カフェの場所はアフンバエバ通りとカールマルクス通り交差点近くですが今でも提供しているのか不明。

 

17.パン漬けの作り方

漬物がお好きな方は試してください。昔、在留の方に簡単に聞いて自己流で続けています。

材料等は ①中型タッパー(漬けるのでやや深いのが適) ②市販のパン(丸パン、角パン、黒パンなど何でも) ③最初は野菜切れ端、次からキュウリなどお好きな物を ④塩少々 ⑤唐辛子1本

作り方 ①タッパーにパンを千切って入れ、湿る程度に水を加え塩少々をふる。③塩で揉んだ野菜切れ端を漬け、唐辛子を加える。 ④タッパーを2,3日涼しい場所に置いてから切れ端を取り出す。⑤次にキュウリなど好みの野菜を漬ける。1日置けば食べられます。

留意点 ①漬けて置けばパンは分解していきます。量が少なくなったら千切って追加してください。 ②水分は上がって来るので時々天地返しをしましょう。③室温では反応が早く進み酸っぱくなるかもしれません。そんな時は冷蔵庫に入れます。

 

18.コンピューター・グラフィック(CG)

私が知っている最初のCG映画は「トロン」という題名で(40年位前か)車が道路を走るだけのものです。これはCGの試作品で何かの映画の付属で上映されました。衝撃的だったのは実写と違い、車、道路などは本当の直線、曲線で絵が動いていました。それからCGは進歩し、今では普通の映画、テレビ番組で実写に相当する精度で提供されています。

 

19.ロシアに先行できるか歌手の口パク禁止

いつもロシアテレビ番組のパクリをしているキルギスです。以前は俳優や歌手などがサーカス演技を披露する番組があり最近では生放送を真似しています。しかし制作費がないのでしょう、ゲストが出演してただ対談するだけ厚みがありません。さてロシアでもキルギスでも歌手は口パク、口と音が合っていません。これをキルギスから変えていったらどうでしょう。ロシアに先行して口パクを禁止するのです。一つくらいロシアより先に実行するのがあってもいいのに、無理ですかね。

 

20.目次を作成

このシリーズが第3部に入ったので第2部までの目次を作りました。シリーズが20ありそれぞれ20前後の記事があるので今まで気にせず書いていましたが同じ内容もあります。よく書いたなと感心してばかりはいられません。これからも情報提供に努力しなければ。

(カルチャーショック第3部 2に続く)

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